アウター・リミッツの”Demon with a Glass Hand”を観ました。トレントという記憶を無くした男が、エイリアン達に襲われます。彼の左手には透明な樹脂のようなものによって作られたスーパーコンピューターが取り付けられていました。しかし、その内の指3本がエイリアンに奪われていました。トレントはコンピューターに質問し、今から1000年後に地球がカイバンというエイリアンに襲われ、地球はわずか19日でカイバンに征服されます。しかし最後の瞬間に700億の地球人は消えてしまい、後には放射性物質を撒散らすウィルスが残り、カイバン達はそのウィルスにやられて倒れていきます。700億の地球人がどこへ行ったか、そのウィルスを退治するにはどうするかは、すべて左手のコンピューターだけが知っていましたが、現在は不完全なためその答えを出すことが出来ません。トレントは「鏡」と呼ばれるカイバンのタイムマシンが設置してあるビルに行き、残った3本の指を奪い返し、また鏡を破壊しようとします。トレントはビルの中でコンスエロという女性を発見し、手伝ってもらうようになります。トレントは一度銃に撃たれて死にましたが、コンスエロがコンピューターの指示により手当をすると蘇りました。結局トレントとコンスエロはエイリアン達を倒し、最後の指を取り戻し、コンピューターを完全なものに戻します。しかしそこでコンピューターが告げたのは、700億の人間はトレントの胸にあるソレノイドのコイルとして電子化されており、トレントはそれを1000年とさらにウィルスが全て消え去る200年の間、守り抜いていかなければならない、ということでした。そうです、トレントは人間が作ったロボットでした。コンスエロはそれを知ると去って行き、トレントはそれから1200年間一人で生き続けなければならない、という終わりです。
トレントの活躍がスパイものみたいで楽しめました。演じていたのはロバート・カルプで、刑事コロンボで犯人役で3回登場していたそうです。
アウター・リミッツの”Demon with a Glass Hand”
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