トワイライト・ゾーンの”Still Valley”

トワイライト・ゾーンの”Still Valley”を観ました。アメリカで南北戦争の最後の頃です。南軍の兵士が近くの村に北軍の部隊がやってきたのを偵察に来ますが、そこでは何故か北軍の兵士達が全員動作の途中で固まってしまって動かない状態になっていました。そんな中ある家の中に一人の老人がいて、この老人だけが動いていました。兵士が問い質すと、老人は一冊の古ぼけた本を差し出します。それには「魔術」と書いてありました。老人が言うにはこの本に書いてあることを読んだだけで、北軍の兵士達は動けなくなったそうです。実際に南軍の兵士もその老人のある呪文で動けなくなります。しかしその老人は死の間際だったため、その本を兵士に託して死にます。兵士はその本を使って北軍のある部隊の進撃を止めます。しかし、上官に咎められ、悪魔の力を使うべきではない、ということでその本が焼かれます。そこはゲティスバーグでした。
ということで、アメリカのこの手のドラマだと必ずといっていいくらい出てくる南北戦争ものでした。アメリカの図書館では「ハリー・ポッター」が魔術が出てくるから禁書になっているという話を聞いたことがありますが、例え戦争に勝てるとしてもアメリカ人は悪魔の力を借りるのは好まないということでしょう。