キャプテン・スカーレットの”Noose of Ice”を観ました。地球ではこれまでの火星ロケットの1/3の時間で火星に到達出来るロケットを開発していました。しかしそれにはある特殊な金属が必要で、それが実験室レベルではなく天然資源として採取出来るのは、北極点の海の底からだけでした。そこの基地では10万ボルトの電流を流してヒーターを暖め氷を溶かして採掘作業を行っていました。しかしミステロンズから犯行予告があり、その基地を破壊すると言います。例によってキャプテン・ブルーとキャプテン・スカーレットが基地に派遣されます。冒頭で資材運搬のスノーモービルの運転手がブリザードに閉じ込められて死亡し、ミステロナイズされており、その男は発電機のスイッチを切り、また接続ケーブルをソケットから抜いて電気を止めます。たちまち海水の温度は急下降を始め、再度凍り始めます。エレベーターが電気が来ないため動かず、ブルーとスカーレットは海の下300mの部屋に閉じ込められていました、スカーレットが非常用の経路からダイビングスーツを着て海上に出ます。そしてSPVで発電装置のある小屋に向かいますが、基地と氷の棚を結ぶ橋が氷結によって崩れ始める中を何とか発電装置のある小屋にたどり着きます。そこでミステロナイズされた運転手を高電圧の力で倒し、ケーブルをつなぎ、スイッチを再度ONにしてようやく基地崩壊はしないで済みました。しかし地球の新ロケット計画は6ヵ月遅れることになりました。まあ氷によって徐々に基地が破壊されていくサスペンスはありましたが、ミステロナイズされた運転手はケーブルを抜いてスイッチを切るだけでなく、発電装置を爆破するとかでもっと完全に破壊すればレスキューは不可能だったのにという矛盾点がイマイチでした。
キャプテン・スカーレットの”Noose of Ice”
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