トワイライト・ゾーンの”Will the Real Martian Please Stand Up?”

トワイライト・ゾーンの”Will the Real Martian Please Stand Up?”を観ました。タイトルを日本語に訳すと「本物の火星人の方はお立ちいだけますか?」になります。ある雪に閉ざされた湖沼地帯にUFOらしきものが着陸したという通報があり、警察官2人が調査にやって来ます。UFOらしきものは沼の中に着陸した後、何かがそこから出てきて、沼の側にあるダイナーに向かっている足跡が残っていました。警官2人はダイナーの客を調べますが、それはあるバスの乗客でした。しかし奇妙なことに運転手が6人と確認した筈の乗客が7人いました。それでその中の一人がエイリアン(火星人)が化けたものだと、お互いが疑い始めます。しかし誰がエイリアンかは結局分らず、その途中で照明が点滅したり、ジュークボックスが勝手に鳴り出したりと奇妙なことが起きます。その内、雪で通行止めになって点検していた橋の作業が終ったので、バスの乗客はバスに戻って出発します。しかし、一人だけがダイナーに戻って来て、橋が直ったというのは嘘で、バスは墜落し、彼一人が助かったと言います。彼は4本腕があることが暴露され、自分が火星人でここを植民地にするため先遣隊としてやって来たといいます。そしてもうすぐ仲間が来る、とダイナーのマスターに言います。しかしダイナーのマスターは笑いながら、帽子を取って3つめの眼を見せ、彼は金星人で、一足お先にここを植民地化済みだと言い、火星人の後続部隊は全て撃退されたと笑います…
火星人探しは、何か普通のミステリーの犯人捜しのパロディーみたいで今一つですが、オチはなかなか秀逸でした。