アウター・リミッツの”The Forms of Things Unknown”

アウター・リミッツの”The Forms of Things Unknown”を観ました。これがシーズン1の第32話で最後です。
カッシャとレオノーラという二人の若い女性がアンドレという若い男とドライブしています。男は湖を見つけそこで泳ぎますが、女達はアンドレに毒入りのカクテルを飲ませ殺します。実はアンドレは金持ちのドラ息子ですが、レオノーラの父親を脅迫してそこから金を取ろうとしていました。二人が雨の中死体を車で運んでいると、突然死体を入れたトランクが開きます。レオノーラは死体がウィンクしたと思い、恐怖のあまり森の中を逃げ、やがて一軒の家を見つけ助けを請います。カッシャも追いつき二人とも中に入れてもらいましたが、そこは盲目の老年男性と若い男(また出ました、ナポレオン・ソロのイリア・クリアキンで有名なデヴィッド・マッカラムです!)が二人で住んでいました。二階からは何故か多数の時計のチクタク音が聞こえて来ます。カッシャはアンドレの死体を埋めようと車に戻ります。カッシャは2階の時計だらけの奇妙な部屋で蘇ったアンドレを発見して気絶します。実は若い男は時を傾斜させる装置を作っていて、その装置で過去に死んだ者を甦らせることが出来ており、アンドレを蘇らせてしまったものです。若い男は結局悪を蘇らせてしまったことを悟り、再度アンドレを死体に戻します。実はその若い男自身もその装置で蘇ったのであり、その装置を壊すように女性達に頼んだ後、結局自分でその装置を逆転させて自分自身を消滅させます。
今回もまたSF+ゴシックロマンという感じの話でした。時を傾斜させる装置の何というかチープさにはあきれましたが。