スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”When the Bough Breaks”

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”When the Bough Breaks”を観ました。アルデアと言う、伝説上の天国のような星が何故かエンタープライズ号の前に突然姿を現わします。彼らの星は平和で、科学が発達して星を他のエイリアンから見えないようにし、長い間高度な文明を発達させていました。しかしいつの日か彼らは生殖能力を失ってしまいました。彼らがエンタープライズ号に接触した目的はエンタープライズ号にいる6人くらいの子供を奪って彼らの子供とすることでした。ピカードは子供達が誘拐されたことに対し怒りますが、圧倒的な科学力の差で、自分達で惑星に転送することも出来ません。しかしデータ等の努力で何とかデータとライカーを転送することに成功します。また誘拐されたウェスレーに会いに来たクラッシャー医師が、アルデア人の診察データをウェスレーの協力で手に入れます。クラッシャーが調べた所、アルデア人の生殖能力が無くなったのは、彼らの星を守っているシールドが逆にオゾン層を弱め、宇宙からの放射線が彼らにダメージを与えていることを突き止めます。ピカードはそれをアルデア人に伝えますが、すっかりコンピューターに頼り切りで自分で考える力を失っている彼らはそれを信じようとしません。データとライカーが彼らのコンピューターシステムを一時的に使えなくしたため、子供達は無事にエンタープライズ号に戻れました。クラッシャーが彼らに治療を施し、再び生殖能力を得る見通しが付いた、というWin-Winで終ります。
まあ設定は面白いですが、もう一ひねり欲しいという感じです。