Facebookで円谷プロの投稿で出て来た科特隊メンバーの写真ですが、あまりに電球色かぶりがひどいので補正しました。(おそらく昼光色用のリバーサルフィルムで、電球色の照明の室内を撮影したのかと。)
月別アーカイブ: 2024年7月
ウルトラマンAの「怪談 雪男の叫び」
ウルトラマンAの「怪談 雪男の叫び」を観ます。北斗とダンと香代子は上越国際スキー場にスキーに来ています。今のスキーは私がやっていた頃とは板も滑り方も大きく変わりましたが、この頃のは私の頃と基本的には滑り方は同じで安心しました。(笑)北斗はスキー場で突然の吹雪に遭遇し、超獣の可能性を感じてTACに通報しますが、いつもだったら山中隊員が「北斗お前夢でも見たんだろう」的に否定しますが、今回は何故か信用され、TAC出動になります。しかしTACは超獣フブギララという雪男超獣にまったく歯が立たずホテルに引き返しますが、そこに避難していたスキー客から超獣が来るから出ていけと冷たく言われ、仕方なく出ていくとその間にホテルが超獣に襲われ、ダンも香代子も凍り付いてしまいます。TACはファルコンとアローで超獣を攻撃しますが通用せず、結局自爆攻撃をして、例によって北斗が脱出出来ず、エースが登場します。しかしウルトラ兄弟共通の弱点として寒さに弱いエースは苦戦しますが、最後になんとか切断技でフブギララを倒します。しかしタイトルの「怪談」はなんか看板倒れ。
兄の葬儀
トワイライト・ゾーンの”Ninety Years Without Slumbering”
トワイライト・ゾーンの”Ninety Years Without Slumbering”を観ました。歌の「おじいさんの古時計」そのままのお話し。というかこの歌の元はイギリスの”My Grandfather’s Clock”だということを今回初めて知りました。サム・フォルストマンは76歳の元時計職人で、彼が生まれた時に祖父から贈られた時計をとても大事にしていました。しかしそれがあまりに度が過ぎて、夜中も寝ずに時計の調整をしているサムを孫娘夫婦が心配して、彼を精神科医に診せます。サムは時計が動かなくなると自分も死ぬと思っていて、精神科医は時計を手放すことを勧めます。結局時計は隣に住む孫娘の友人に売りましたが、彼は毎日時計の調整にその家に出かけます。しかしある日その家の者は一週間の旅行に出かけます。時計は2日に1回ネジを巻かないと止まってしまいます。サムは夜中にその家の窓を割って中に入ろうとし警察官に捕まってしまいます。結局時計は止まり、サムも危篤になりますが、その時にサムの霊魂が肉体を離れ、サムと対話します。ここでアメリカらしくハッピーエンドに変わり、サムはもうすぐ生まれてくる曾孫を楽しみに生きると言って、無事に危篤状態を乗り越えます。そして孫娘にあの時計は実は一度過去に止まったことがあるのを告白します。目出度し、というお話。日本だったら間違いなくサムは死んでいたでしょうね。ちなみに「フランダースの犬」の映画もアメリカで作られたものは、ネロとパトラッシュは死なずに幸せになります。
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NHK杯戦囲碁 瀬戸大樹8段 対 関航太郎9段(2024年7月7日放送分)
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が瀬戸大樹8段、白番が関航太郎9段の対戦でした。この碁では白が下辺で70目超の大きな地模様を築き、その代償で薄くなった上辺から延びる白石の一群を尻尾を取られるぐらいでしのいで、白が優勢でした。しかしそこからの黒の逆襲が見事で、左辺下方で切って当たりにした石を延びて白模様の中で開き直りました。この黒単独で活きるのは大変そうでしたが、左辺で白を切って行く勝負手を放ち、結果として左辺が劫になりました。黒の下辺の劫立てに白は劫を解消し、黒は白の大模様を分断して治まり、ここで逆転して黒が優勢になりました。その後白は形勢不利ということで上辺で目一杯の手を打ちましたが、黒が的確に反撃し手にならず、白が投了しました。下辺と左辺の振り替わりは、これぞプロの碁という感じで見事でした。
年金の収支
死んだ実兄なんですが、64歳2ヵ月でした。1960年5月生まれなので、厚生年金の報酬比例分の支払いにギリギリ間に合って先月最初の支給をもらった筈と思います。(多分数万円)でもそれでお終いで、年金の収支という意味では一番損をしているように思います。もちろん遺族が死亡一時金とかをもらえると思いますが。
兄の死
兄の奥さんから電話で兄が亡くなったという連絡を受けました。私より一つ上なのでまだ64歳でした。糖尿病から来る膵臓癌だったそうで、私の父方の家系は私を含めて皆糖尿病なので、ああ兄もそうだったのか、と思いました。これで直接の家族は誰もいなくなってしまいました。メメント・モリということはいつも頭に置いていますが、それでもちょっと人生を考えてしまいました。
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塩野七生の「ローマ人の物語 迷走する帝国」
塩野七生の「ローマ人の物語 迷走する帝国」[上][中][下]を読了。時代としては211年の皇帝カラカラから284年即位のディオクレティアヌスまでの3世紀の混迷するローマ帝国を描いています。この世紀には73年間に実に皇帝22人ともはや名前も覚えられない軍人出身の皇帝が次々に登場します。最終的にローマを滅ぼすことになるゲルマン民族の侵入が常習化し、東方ではオスティアに代わってササン朝ペルシアが登場し、四方八方で戦いが常習化し、そして皇帝ヴァレリアヌスが何とそのペルシアの奸計に引っ掛かって拿捕され、そのままローマに戻らず死ぬということまで起き、ローマの権威は地に墜ちます。更にはガリアではある軍団長がガリア帝国を宣言して独立、そして東方はパルミラのゼノビアも同じく独立し、ローマ帝国の領土は三分されてしまいます。そこに有能な軍人皇帝のアウレリアヌスが登場し、帝国を再統一し、ゲルマン民族も蹴散らしますが、統治6年で部下に謀殺されてしまいます。そういう危機の時代に、キリスト教がじわじわと勢力を拡大していきます。
という訳で下り坂をひたすらころがっていくという印象ですが、それでも大帝国だけにただでは死なないという感じで、まだまだ色々ありそうです。