ウルトラマンAの「命を吸う音」

ウルトラマンAの「命を吸う音」を観ました。ヴァイオリンの超獣という珍しいパターン。少年の父は天才的なヴァイオリニストでしたが、死んでしまい、残された母親がその子を何とか同じヴァイオリニストにしようと、高いヴァイオリンを買い与え、レッスンに無理矢理行かせます。でも少年は野球が大好きで、結局そのヴァイオリンを捨てようとしますが、それが何かのエネルギーで超獣に化し、人に演奏させてはそのエネルギーを吸い取り巨大化していきます。結局楽器から超獣ギーコになり、エースはその音の攻撃に苦しみますが、弦を一本ずつ断ち切って勝利します。しかし子供が弾いていたのバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番」でしたが、いきなりこんなの弾かせるか、と思いました。次が最終話です。

トワイライト・ゾーンの”The Self-Improvement of Salvadore Ross”

トワイライト・ゾーンの”The Self-Improvement of Salvadore Ross”を観ました。サルバドール・ロスは貧しい自動車整備士でしたが、レアという女性を愛しています。しかし彼女は自分とは釣り合わないということでロスと別れます。その時ロスは右手をドアに叩きつけて骨折し、病院に入院します。その時隣のベッドにいた風邪を引いて咳が止まらない老人が、その風邪とロスの怪我を交換しようと言います。それが次の朝本当に実現していました。ロスは自分に人と何かを交換出来る能力があることを知り、次に大金持の老人と自分の年齢とお金の交換を持ちかけます。これで首尾良くロスは大金持になります。しかし老人になったロスは、次は若者達から1年ずつお金で年齢を買い、元の年齢に戻ります。そこでレアの元に戻りますが、一度はお金持ちになったロスに気持ちが動いたレアですが、彼の冷酷さが分り、彼女の父親のような思いやりがない人とは結婚出来ないと言います。そこでロスは今度はレアの父から思いやりを10万ドルで買います。これでお互いに愛し合うようになったロスとレアですが、思いやりを売って冷酷になったレアの父から銃で撃たれ死んでしまいます…
といういかにもトワイライト・ゾーンの話という感じで良くまとまっていました。

ウルトラマンAの「東京大混乱!狂った信号」

ウルトラマンAの「東京大混乱!狂った信号」を観ました。何か全体にブラッディーなシーンが多く、これって再放送出来ないんじゃ、とまず思いました。レボール星人が地球侵略を、というかまず東京侵略をたくらんで、ある装置で東京中の信号機を狂わせます。それに山中と北斗の乗ったパンサーも巻き込まれ、八百屋の女性の軽トラと衝突事故を起します。双方が青信号だったと主張しますが、警察はTACの肩を持ちます。しかし北斗はその女性が嘘を言っているとは思えず後を付けて、その女性が女腕だけで子供2人を養う感心な女性であることを理解します。そこに東京中で信号の異常による交通事故多発の連絡があり、ようやく事故がそのせいだと分ります。2人は現れた宇宙船の攻撃は他のメンバーに任せ、地下にいるらしいレボール星人と信号を狂わせる装置を破壊しに行きます。それに成功してレボール星人を倒しましたが、今度はその守護神であるシグナリオンが登場します。この超獣?は眼から3色の光線を出し、ちょっと帰マンのビーコンに似ています。エースはその光線に苦戦しますが、最後は何とか倒します。これで後2話となりました。

ロックタイトのエポキシのパテ

バックロードホーンのスピーカーの取付け穴を埋めるのに使った、ロックタイトのエポキシのパテ、とても便利。スピーカー穴も問題なく埋まりネジ止め出来ました。それ以外に前から困っていたことで、階段に後から付けた手すりが、壁が石膏ボードで薄くてネジが利かなくてすぐ外れていたのですが、これを使ったらバッチリでした。使い方は簡単で、保護シールを剥がして、青と白の部分をポリ手袋付けた手で(手袋付けないと人によってはかぶれます、日立化成時代にエポキシ封止材の工場実習で同僚がそうなっていました)15回ぐらいこねて(要するに2液性のエポキシ)、後は適量をちぎって穴周辺に詰めるだけ。わずか60分後にはネジ止めや釘打ちが出来るようになります。(完全硬化は24時間)価格はAmazonで747円です。

バックロードホーンその後

バックロードホーン、その後既に色々やっています。すべてトライ&エラー。デノンのオーディオチェックCDでテストしたら、50Hzレベルはほとんど出ていなかったので、サブウーファーを戻して、30~60Hzをカバーするようにしました。やはりバックロードホーンにはサブウーファーが必要なようです。それから、ホーンの利きが強すぎるのと、また全体的な箱鳴り感を抑えるため、ホーンの出口にサーモウールの吸音材を置きました。その他、箱鳴りを抑えるためと容積を縮めるためもあって、ホーンの下部とキャビネット上部にウェイトを設置。

NHK杯戦囲碁 表悠斗2段 対 張栩9段(2024年9月15日放送分)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が表悠斗2段、白番が張栩9段の新鋭 対 レジェンドのベテランの対戦でした。対局は序盤、白が左辺の黒を取り込み、リードしました。しかし黒は中央の白を狙って攻め、劫に持ち込み、劫に勝ってこの白を取り、形勢を互角に挽回しました。この後一進一退の状況が続きながら下辺でまた劫が発生し、それが結局右下隅の劫へと劫移しとなりました。この劫に対する黒の劫立てで左辺で取られている黒を活きるぞ、というのを打ったのですが、これに対する白の受けが間違いで黒の劫立てが増えてしまい、結局右下隅の劫は白が解消したのですが、左辺で手が生じ、黒が左辺の一部を食い破りました。この収支は黒が得をしており、これで黒の勝ちが決まり、結局黒の3目半勝ちでした。17歳初出場が2回戦も突破しました。表2段が今期の注目株になりつつあります。

フォステクスの20cmフルレンジFEシリーズの諸元


Fostex の20cmフルレンジのFEシリーズ、沢山あってスペックが分りにくいので表にしました。ついでに各項目の意味も調べました。一部、今公開されている説明書には出ていない項目があって、WayBackMachineのサイトで昔の資料を見て埋めました。

p.s. FE203Σ-REだけ定格入力が9Wと低いのが気になったので、フォステクスに問い合わせました。元のFE203Σがこの定格だったのに合わせただけで、実際には他のシリーズと同等レベルだそうです。

20cmバックロードホーンを設置(FE206NV2)

20cmバックロードホーンを設置。ユニットは本命のFE203ΣーREが届くまでつなぎのFE206NV2です。音はいかにもバックロードホーンで、ちょっと箱鳴りを強く感じます。このユニットにこのサイズの大きさの箱はちょっと大きすぎで、箱をドライブしきれてない感じでそれはまあ予想していました。低音はまあ50Hzくらいまででしょうか。サブウーファーは取り敢えず要らなさそうです。このエンクロージャーは元々円バッフルのFE208-Sol用なんで、穴が8つ空いていて、それを塞ぐのにエポキシのパテを使い、その跡がちょっと汚いですが、本命ユニットが来た段階で壁紙を貼ります。

バックロードホーン再トライ

ヤフオクで落札した20cm用のバックロードホーンのエンクロージャーが到着。1本で35Kgもあります。でも高さは今使っている16cmブックシェルフ型バックロードホーン+スタンドの高さとほぼ同じです。スピーカーユニット(FE206NV2、FE203Σ-RE)の到着待ちです。上に乗っている真鍮の金具は、スーパーツィーターT900Aを載せる台です。これまえバックロードホーンはハセヒロのキットで2台作っていますが、いずれもブックシェルフ型であり、低音が不十分です。今回、フロア型できちんとそれなりのホーン長を持っているものを試して、低音がどこまで出せるかを確認したいと思います。そういう意味でユニットも2種試してみます。

塩野七生の「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前」

塩野七生の「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前」を読了。いよいよカエサルです。塩野七生も、元の単行本で2巻、文庫本で6冊をカエサルだけに割り振っています。再読ですが、意外だったのがカエサルが晩成というか、若い時の活躍が少ないことです。もっともスッラににらまれ逃げ回っていたりして、民衆派としてはやむを得ない部分もありますが。「ガリア戦記」は別に半年前くらいに読了していますが、やはりカエサルの面目躍如はガリアでの戦いで、「カエサルがヨーロッパを作った」というのも頷けます。また、カエサル自体が戦術の天才といよりも、人たらしの才能、部下に最大限のやる気を出させる、という点で傑出していると思います。今丁度自民党の総裁選をやっていますが、9人の候補者の中に残念ながらこういうタイプは一人もいません。かつてで言えば田中角栄が一番近いでしょうか。また、今訳している「ローマ土地制度史」関連でも、グラックス兄弟の「土地改革法」を改めて成立させたのがカエサルで、その意味でも私にとっては重要です。