スタートレック・TNGの”Sarek”を観ました。エンタープライズ号はこれまで数々の外交的成功を収めて来た伝説の外交官であるヴァルカン人であるサレックをレガランとの最終友好条約交渉荷送り届けようとしています。ちなみにサレックはスポックの父親で、オリジナル・シリーズでも”Journey To Babel”に登場しました。しかしサレックがエンタープライズ号に来てから、エンタープライズ号の中で多くのクルーが些細なことで感情を爆発させ、一部は殴り合いの喧嘩にまで発展します。女医のクラッシャーの調査では、それはおそらくサレックがヴァルカン人の老人に起きるベンディーシンドロームを発症していて、それをサレックが無意識に精神感応で多くのクルーに影響を与えているせいと推定しました。ピカードはサレックを何とか説得しようとし、結局解決策としてサレックとピカードが心を一つにするヴァルカンの技法を使い、レガランとの交渉中はピカードがサレックの感情の部分を引き受けるということでした。しかしそれはヴァルカン人のように感情のコントロールに長けていない地球人のピカードには大変な難行でした。結局交渉は上手く行き、サレックも最後のミッションを成功に終わらせることが出来ました。というある意味地味なエピソードですが、論理的なヴァルカン人が感情を剥き出しにして泣いたり怒ったりする、という珍しいシーンが観られた楽しめるエピソードでした。
月: 2025年5月
ウルトラマンタロウの「ひきょうもの!花嫁は泣いた」
ウルトラマンタロウの「ひきょうもの!花嫁は泣いた」を観ました。焼き芋売りを仕事にしている姉弟の姉が、もうすぐマンション工事をしている人と結婚することになっています。しかし弟はその建設中のマンションに宇宙人が降り立ったのを目撃します。マンション工事の人は結局宇宙人に操られ、フィアンセの男も少年の姉に冷たくあたります。少年は結局誰にも信用してもらえず、宇宙人に操られた人間が熱に弱いことを突き止め、一人でマンションに向かいます。しかし危ない所で光太郎が駆けつけて、工事の人を操っていた仮面を破壊し、グロストという宇宙人が巨大化してマンションを破壊します。ウルトラ兄弟は寒さに弱いという弱点をタロウも発揮し、危なくなりますが、キングブレスレットで熱を出してピンチを脱し、何とかグロストを倒します。
オチは少年が結婚式に駆けつけたZATの隊員にウェディングケーキをご馳走するといって、それが焼き芋でした、というもの。