NHK杯戦囲碁 新垣朱武九段 対 中野寛也九段

jpeg000 1432週間ぶりのNHK杯戦の囲碁です。本日は黒番が新垣朱武九段、白番が中野寛也九段の対局です。左辺で戦いになり、黒は分断されて苦しくなりました。そこからの黒の打ち方が良く、両ノゾキで白を分断し、どさくさに紛れて下辺への利かしも打ちました。結果、黒は左辺で白の三子を取って生き、どさくさに紛れての下辺も結局白が受けている暇がなくて、突き出して大きく取り込んでしまいました。これに対し、白は左上隅から延びた黒石を取り込んだので、一応勝負の形にはなりました。しかしながら黒は各所で地を持って、最終的には100目を越えました。結局、黒の5目半勝ちで終わりました。