タイムトンネルの”Town of horror”

タイムトンネルの”Town of horror”を観ました。これが最終回です。(といっても実は違うんですが…)今度は2人は1978年という比較的近未来のニューイングランドのある町に飛ばされます。今回はいきなり人間に襲われますが、殴ったらすぐ死んだと思ったら、またすぐ蘇ります。そうです、今回はゾンビでした。ある星から派遣されたアンドロイド達が、地球の酸素を全部彼らの星に転送しようとします。そのアンドロイドの造形が今回はさすがに銀の顔と服ではないですが、かなりちゃちで、例えばウルトラシリーズに出てくる宇宙人なんかにくらべるとかなり落ちます。それから今回面白いのは、アンドロイドの酸素転送がタイムトンネルの制御室にも働いて、タイムトンネルが制御室の酸素を吸い出してしまい、そこの人間がバタバタと倒れていきます。カーク司令官はさすがの責任感で、マイクでトニーとダグにそちらから接続を切り離すように必死に頼んで倒れます。後は二人が町の小間物屋から入手した火薬類を使ってアンドロイドの装置を爆破して、というお話です。小さな町の人間の大部分がエイリアンに支配されるって、結構他にもあったと思います。この頃の流行りのパターンなのだと思います。
ところで最終回なので二人は無事に現代に帰れるかと思いきやそんなことはなく、次回予告で出てきた飛び先は何とタイタニックの上!ということで第一話に戻り、おそらく輪廻の輪のように、二人は同じ話を延々と繰り返すという、何だか涼宮ハルヒみたいな終わり方(?)になっています。どうでもいいですが、後半エイリアンがやたら出るようになってから、急につまらなくなった感じです。途中までのように過去の歴史の有名イベントにからむ、というパターンを続けた方が良かったと思いますが、アーウィン・アレンが「宇宙家族ロビンソン」で色んなエイリアンを登場させて人気が出て、同じ路線をタイムトンネルでも狙ったみたいですが、はっきりいって失敗しています。