原子力潜水艦シービュー号の”The Wax Men”

原子力潜水艦シービュー号の”The Wax Men”を観ました。またあのミイラ男とか人魚とか半魚人の回の脚本家(William Welch)によるものです。シービュー号が何故かアトランティス大陸の彫像をワシントンに運ぶという訳の分からない任務を与えられますが、実際にはその彫像はシービュー号の全クルーとそっくりな蝋人形で、ピエロの格好をした人間がその蝋人形を操ってシービュー号の乗っ取りを企むという話です。クレーン艦長だけが乗船が遅くなったおかげで蝋人形に入れ替えられずに済みましたが、しかし他のクルー全員が敵です。クレーン艦長はフライングサブで脱出しようとして、機械の故障をトーチを使って修理していた所にネルソン提督の蝋人形がやってきてクレーン艦長を襲います。偶然トーチがそのネルソン提督の蝋人形の顔にあたって溶け、クレーン艦長はそれが蝋人形であることを理解します。蝋人形の方が倒れたので、薬品で気絶させられていた本物のネルソン提督が復活し、二人は原子力エンジンの出力を上げて艦内の温度を高くし、蝋人形を全部溶かしてしまいます。最後に残ったピエロは機関銃で二人を撃とうとしますが、銃弾が安定装置か何かに当たってシービュー号の安定が大きく乱れて、ピエロは高電圧の装置に触れて感電死します。
どうもこの脚本家はあり得ない無茶な状況をシービュー号に持ち込むのが好きですが、正直これ以上出てきて欲しくないです。(そう思いましたが、今資料としている本で数えたら、この脚本家、後8回登場します…トホホ)