原子力潜水艦シービュー号の”Fires of Death”を観ました。この話から第4シーズンです。第4シーズンになって、荒唐無稽さは更にパワーアップし、今回は何と中世からずっと500年も生きている錬金術師の話です。シービュー号がある火山学者と、爆発を繰り返している火山に向かいます。その火山が本格的な大爆発を起こすと、南半球全体に大被害が及びます。しかしその火山学者は爆発を止めようとしていたのではなく、実は中世から生き延びている錬金術師で、非金属を金に変え、また自分の生命を永遠に出来るエリクシールという石を、火山の爆発によって火山から発生させようとします。その錬金術師は怪しげな装置で、人を「黄金人間」に変えてしまっており、その手下の黄金人間が錬金術師の手助けをします。最初の黄金人間はしかし、火山の中で頭を撃たれて動けなくなりますが、錬金術師は今度は副長のモートンを黄金人間に変えて自由に操ります。(クレーン艦長は今回は何故か頭を強く打って気絶した、ということでストーリーに絡みません。)
この話は、荒唐無稽ながら、火山のセットは非常に良く出来ていて、70年代になってパニック映画の巨匠となるアーウィン・アレンの片鱗が出ていて、それなりに楽しめます。結局ネルソン提督が火山の中に水爆をセットし、その爆発のパワーで火山の噴火を止めます。
原子力潜水艦シービュー号の”Fires of Death”
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