アウター・リミッツの”ZZZZZ”を観ました。タイトルは普通は「グーグーグー」ですが、この場合はハチの羽音だと思います。物語の冒頭で一匹の女王蜂が人間の女性に姿を変えます。その女性は蜂の言語を研究しているベンに近付き、その助手に応募します。ベンはレジーナというその女性を採用し、彼女に蜂の言葉を翻訳する装置を見せます。レジーナはベンの妻のフランチェスカから怪しまれますが、そのまま居続けます。ある日彼女はベンがいない時に蜂の言葉の翻訳機を操作し、蜂達と交信します。それによると彼女が人間に化けて人間の男と交わることにより、彼らが新しい種に進化して人間の世界を征服しようとしていたのでした。ある夜にレジーナが花の蜜を吸っているのをフランチェスカが目撃します。次の日レジーナは体調を崩して倒れますが、その身体を診察した医者は彼女は人間ではないミュータントだと言います。結局レジーナはベンが出ていったと思わせた彼女自身を探して外に出ている間に、自分の配下の蜂達にフランチェスカを襲わせ殺します。そしてベンに迫りますが、ベンは人間の愛はそういうものではないと言い争い、その中でレジーナは2回の窓から落ちて、また元の蜂に戻る、という話です。レジーナ役の女優の怪しさがとてもいいですし、身体も女王蜂が人間になったのにふさわしくグラマラスでした。なお、ドローン(drone)の元々の意味は女王蜂の相手をする雄蜂のことなんですね。知りませんでした。ともかく怖いお話でしたが、映像的には良かったです。
アウター・リミッツの”ZZZZZ”
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