トワイライト・ゾーンの”Static”を観ました。エド・リンゼーは初老の独身男で、下宿屋に住んでいました。彼にはヴィニーという恋人がいて20年一緒に住んでいますが、結婚するチャンスを失ったままでした。リンゼーはTVの番組が嫌になり、地下室から昔のコンソール型のラジオを取り出し自分の部屋に据付けます。そのラジオは幸いまだ動作し、そこから流れてきたのはトミー・ドーシーのラブソングで、彼が20才の頃流行っていたものでした。しかし他の者にそれを聞かせようとするとラジオは雑音しか流しません。また新しいラジオでは彼が聞いたものは放送していません。彼は放送局に電話しようとしてオペレーターに番号を尋ねますが、その放送局は15年前に廃業したと言われます。ヴィニーはリンゼーに、もう一度若い時をやり直すことは出来ないと説得しますが、リンゼーは彼女を追い出し、昔のラジオを聴き続けます。その内彼は20才の頃の姿に戻り、ラジオから流れるトミー・ドーシーの曲に合わせてヴィニーにプロポーズします。
という話で、1960年代のTV番組のDVDやブルーレイばかり観ている私にはちょっと身につまされる話でした。
トワイライト・ゾーンの”Static”
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