NHK杯戦囲碁 結城聡9段 対 鈴木伸二8段(2024年8月3日放送分)


本日の(7月28日放送予定だったのが高校野球のため放送延期)NHK杯戦の囲碁は、黒番が結城聡9段、白番が鈴木伸二8段の対戦です。序盤、左上隅で黒は解説の柳時熏9段が「ここは切らないでしょう」という6の4に切りを打ち、地に辛く打ちましたが、8の3の黒が痛んでイマイチのように思いました。また左辺で白が手を抜いたのに黒が打ち込んで行きましたが、白は4子と2子を捨て、左下隅に渡って上手くしのいだという印象です。その時点で確定地は黒の方が多かったものの、白は右辺から中央にかけて模様を築きました。しかしここから黒は白模様に深く入り込み、巧みに活きることに成功しました。さらにその後、残った上辺から中央の白模様に対しても強く入り込み、結果的に左下隅の黒7子が取られましたが下辺とつながり、これで黒がややリードとなりました。ほぼ半目勝負の形勢でしたが、ヨセで白が中央で劫を仕掛けたのに読み抜けがあり、下辺の劫立てに対して黒が受ける前の当てが中央の白の生死に利いており、結局白が受けてから黒が下辺の劫立てを受けることになり、ここで黒のリードが拡大しました。結局黒の3目半勝ちでした。

ウルトラマンAの「大ピンチ!エースを救え」

ウルトラマンAの「大ピンチ!エースを救え」を観ました。タイトルの内容ほどの話ではありませんでした。宇宙空間で人工衛星に産み付けられた超獣の卵(この辺りではヤプール人との関係はまったくなく、どこでも超獣が発生しています)が地球に落ちて、あるガス会社のガスタンクと一体化します。そこから超獣が産まれますが、体内に大量のガスを吸って貯めているため、TACもエースも攻撃出来ないで、という話です。結局エースが超獣を宇宙空間に運び、そこでTACのファルコンが攻撃して超獣を爆破します。なお、天体観測が趣味の小学生が出て来ますが、この時代スモッグと光害だらけの東京で天体観測は無理だと思いますが…