ヴェーバーの「ローマ土地制度史」の日本語訳第30回目

今回のヴェーバーの「ローマ土地制度史」の日本語訳には、ヴェーバーが博士号論文審査の時にモムゼン教授から質問された「ムニキピウム(征服された民族による自治体)とコローニア(植民市)の違い」についての、ヴェーバーの応答が出ています。モムゼンがヴェーバーの説にはそれを実証するものが無いと批判したのに、ヴェーバーが色々言い訳しているのが面白いです。