レンズによる描写の違い

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同じバラを4本のレンズで撮り比べてみたものです。
上から
(1)SigmaのAFマクロ70mmF2.8EX DG
(2)PENTAX A★85mm/F1.4
(3)PENTAX FA100mm/F2.8 Macro
(4)PENTAX 67 SOFT 120mm/F3.5
です。
(1)のSigmaのマクロレンズは非常にシャープなレンズです。でも(2)の85mmF1.4と比べると描写が平面的で、花びらの質感も(2)には劣ります。(2)はマクロレンズではありませんが、素晴らしい描写で、私にとっての神レンズの一本です。(3)の100mmマクロは、同じPENTAXの(2)と同じ傾向の絵柄ですが、やや大味な感じです。(4)はPENTAX 6X7用の120mmソフトレンズをある程度絞り込んで撮影しました。4本の中では、一番花びらが厚ぼったく写っています。
私は花を撮る時は、マクロレンズよりも85mmF1.4をよく使いますが、それはやはりこのレンズの描写に惚れているからです。

PENTAX SMC TAKUMAR 55mm F1.8

takumar55-01takumar55-02takumar55-03中古市場でわずか3000円弱で買えるレンズの実力です。このレンズは、ベストセラー機アサヒペンタックスSPとセットで売られていたレンズなので、中古市場では数多く出回っており、とてもリーズナブルな価格で入手できます。写りは発色・柔らかさ・抜け、素晴らしいレンズです。最新のズームレンズは15枚も20枚もレンズを使ったものがほとんどですが、このレンズはシンプルな5群6枚の構成です。オーディオでいえば真空管アンプで、元の被写体の情報量がそれだけ失われることがなく残っているのでしょうね。また、このレンズは「アトムレンズ」としても有名で、微量の放射性物質を含みます。ガラスにトリウムなどの放射性物質を微量加えると、屈折率が上がるので、レンズを小型化する際に使われた手法です。もちろん、健康に害があるようなレベルではありません。

日本にいる英語のナレーター

英語の教材として、NHKラジオの実践ビジネス英語と、雑誌としてCNN English ExpressとEnglish Journal買ってます。この3つの媒体で、英語しゃべっている人、結構ダブりがあります。実践ビジネス英語は今月号から登場人物が半分くらい新しくなりましたが、そのうちの一人、リディア・グレースをしゃべっている人は、CNN English Expressで最近ナレーションやっている人です。逆もあって、実践ビジネス英語でアリス・コリンズの役をやっていた人がCNN English Expressに登場したりしています。思うに、日本にいる「プロの」英語ナレーターって数が限られているんでしょうね。狭い業界ってやつです。

サカツラガン

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2008年1月に多摩動物公園で撮影したサカツラガンです。このガンは、昔は小数日本にも渡って来ていたようですが、今では迷鳥レベルです。野生のガンを撮影する大変さは八郎潟への2回の撮影行で身に染みましたが、動物園でしか見られないというのも寂しいものです。中国のガチョウはこのサカツラガンを家禽化したものです。

DCD-SX1のUSB-DAC故障

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SACDプレーヤーのDENONのDCD-SX1の、USB-DAC機能が動かなくなりました。PCに接続してもUSB-DACとして認識しません。実はこのプレーヤー、この1月にも電源が入らなくなる不具合があり、2週間かけて修理してもらったばかりです。また修理に出すのは大変(重い:25Kg)なのと、この修理期間用の予備として買ってあるDA-300USBがあるので、USB-DACはDA-300USBを使うことにします。ただ、このDA-300USBは、電源がACアダプターで、それも小型のスイッチング電源タイプで、ノイズをまき散らしていますので、この電源部だけ、写真の上にあるエーワイ電子の汎用アナログ電源DC15V2Aに差し替えています。

エーリヒ・クライバー

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クラシック音楽を聴く楽しみというのは、天才達が残した芸を味わうことなんじゃないかと思います。指揮者でいえば、数ある天才指揮者の中でも、私が好きなのはエーリヒ・クライバー。一般的にはカルロス・クライバーの親父さんとして知られています。息子もご承知の通り天才ですが、親父さんもそれに負けないくらいの天才だったと思います。それは、誰他ならないカルロス・クライバーが一番よく知っていたように思います。カルロスのレパートリーはかなりの部分、親父さんのレパートリーにかぶっています。エーリヒの偉大なところは、オーケストラを自由自在に操る能力、そしてオーケストラを歌わせる能力だと思います。エーリヒは録音嫌いだったようで、残された録音は多くありません。そんな中で、私が一枚挙げるなら、ケルン放送交響楽団とのシューベルトの「ザ・グレート」です。