今日の怪談噺、六代目三遊亭圓生の「牡丹灯籠~お露と新三郎」。「真景累ヶ淵」を聴き終わったばかりですが、夏もそろそろ終わりなんで、手持ちの怪談のCDは消化しておこうと思って、続けて聴いています。
ご存じ、三遊亭圓朝が、中国の小説「牡丹燈記」にヒントを受け、舞台を日本にして作り直したもの。「真景累ヶ淵」は大河小説的に話が何代にも渡りますが、「牡丹灯籠」はストレートで話の進み方が速く、新三郎とお露は初めて会ったすぐ後、お露が死んでしまい、お露は死んでも新三郎を忘れられず、幽霊になって新三郎と逢瀬を重ねます。