原子力潜水艦シービュー号の”Savage Jungle”

原子力潜水艦シービュー号の”Savage Jungle”を観ました。Welch脚本じゃないのが幸いして(?)、ろくでもない話ばかりの第4シーズンの中ではかなりまともで楽しめました。高温多湿の星に住むエイリアンが、イタリア南部をジャングルに変えます。その調査に乗り込んできたシービュー号にはキーラーという新しいクルーがいますが、そいつがエイリアンでした。(新入り=悪者、というこのシリーズで使い古されたパターン)そのキーラーがシービュー号の空気コントロール室に侵入し、酸素濃度を下げ二酸化炭素濃度を上げて、クルー全員を殺そうとしますが、潜水艦なので各部屋に非常用酸素が備え付けてあり、この作戦はあっさり失敗します。キーラーは今度はエアダクトに「ジャングルの元」みたいなのを投げ込んで、それはたちまち繁殖し、シービュー号の中がジャングル化します。この風景がちょっと面白いです。後、キーラーはウルトラセブンのカプセル怪獣みたいに、ミニチュア化した兵士を3人小箱の中に持っていて、その3人を使ってシービュー号を乗っ取ろうとします。キーラーはミサイルでジャングルの元を世界各地にばらまこうとしますが、間一髪でクレーン艦長がミサイルをバックファイアさせて止めます。(ミサイルがシービュー号の艦内で爆発して、シービュー号が無事なのがとても変ですが。)最後はいつものパターンでネルソン提督が急遽作り上げたガンマ線発射装置でジャングルの植物を爆破して、めでたし、という話でした。