原子力潜水艦シービュー号の”The Edge of Doom”を観ました。またもWelch脚本で、その心はと言えば、論理性0ということです。ネルソン提督はシービュー号である秘密兵器をハワイのパールハーバーまで運ぶという任務を命じられます。しかもシービュー号のクルーの中に、一人偽物がいて破壊工作を行う可能性が高いという状況です。ネルソン提督はその可能性が高いクルーを、何故かクレーン艦長、チップ副長、チーフ・シャーキーの3人とします。それはいいとして、何故かチップ副長とシャーキーを呼んで、クレーン艦長に怪しい所はないか探れという命令を出します。それでクレーン艦長はほとんどいじめを受けているような状況になり、ネルソン提督の命令通りのコースを進んでいた筈が、誰かがその指令の紙をすり替えてクレーン艦長が誤った指示をしたことにされる、といったことが度々起きます。しかし、3人が怪しいんだったら、こんな回りくどいことをせずに3人とも呼び出して、尋問するなり本人しか知らないことを聞いてみたりとか色々チェックの方法はある筈です。結局偽物はシャーキーだったのですが、クレーン艦長をはめている間に、サーキットルームで空調を止めたりの破壊工作を行っています。大体シャーキーが乗船が一番遅くなっており、なおかつ顔に大きな絆創膏を貼っている、ということなら真っ先に疑うべきはシャーキーの筈です。ネルソン提督は途中でクレーン艦長は偽物じゃないことに気がつきますが、それまでに相当の精神的ダメージをクレーン艦長に与えています。今風に言えば完全なパワハラです。ともかく後2話になりました。
原子力潜水艦シービュー号の”The Edge of Doom”
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