ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳の第28回目を公開しました。これで第3章の終わりまで訳し終わりました。
日別アーカイブ: 2020年6月10日
私なりのアベノマスク評価
私なりのようやく届いたアベノマスクの評価。
洗ったらどの位縮むか。初期サイズは2枚とも96x136mmくらい。これを、
(1)アタックでの手洗い 1分程度(軽くもみ洗い)
(2)キッチンハイター(0.06%くらいの濃度)での消毒 3分程度
で洗浄-消毒して、厚労省作成の動画の通り、キッチンペーパーで水を吸い取って、ドライヤーでほぼ(後述)乾燥させて、再度サイズを測ると、94~95x126mmになりました。面積比で91%くらいです。
ちなみに縦方向の縮みは少なく、これは理由は簡単で、縦方向には2箇所縫ってあるからです。ということなら横も縫えば、少なくとも縮みは最小限に出来た筈です。ミシンで2箇所縫うのにそんなに工数が増えるとは思えません。要するに短期間に極めて大量のものを作るため、仕様を妥協した結果がこうなっているんだと思います。ミシンで横を縫わなかったことによる欠陥はもう1つあって、要するに16枚も重ねてあるガーゼの端が固定されていないので、今回のように1回手洗いしただけでも、かなりほつれが出ています。おそらく5回も洗えばかなりボロボロな感じになるでしょうね。
それより実際に洗ってみて最大の問題を発見しました。このマスク洗うと乾かすのが大変です!厚労省作成の動画通りキッチンペーパーを使いましたが、それで水が吸い取られるのは表面のガーゼだけです。中のガーゼは濡れたまま。また脱水機も乾燥機も使えないとなると、単に普通に部屋干ししただけだと、梅雨時のように湿度が高い時には、下手したら一晩干しても乾かないと思います。今回はドライヤーをターボモードにして乾かしましたが、15分かけても完全には乾きませんでした。このマスクを2枚を夫婦2人で使うとした場合、毎日洗って乾かしていると、毎朝乾いていないマスクを付けてということになりかねません。厚労省作成の動画はこの辺りをまったく説明していません。実際に現物で洗っていないのではないかと思います。
この実験が終わったらこれは捨てようかと思っていましたが、ガーゼがかなり多層になっているので、出血した時の血止めには使えるかと思い、完全に乾いたら取り敢えず保存しておきます。