アウター・リミッツの”Second Chance”を観ました。この辺りのアウター・リミッツのお話は何か凝りすぎというか、考え過ぎのストーリーで正直な所面白くないです。この話はある星の鳥型エイリアンが、地球の遊園地でのUFOによるスペースツアーショーのデモ用装置を本物の宇宙船に改造し、地球での暮らしがあまり上手く行っていない人間達をそのUFOに招待して、一気にUFOを発射させて拉致します。その目的は、エイリアンの星においてある小惑星が82年後にその星に衝突するため、その小惑星と大気の状態がほぼ同じな地球の人間を植民させ、それによって地球人達にその小惑星のコースを変えることをさせようとしていました。もしその小惑星がそのまま彼らの星にぶつかると、玉突き現象で最後は地球にも被害が及ぶと言います。拉致された中で科学者は、人殺しの兵器を開発するのが嫌になって国防相を辞めて遊園地のUFOアトラクションの案内人をやっていた者だけでした。しかし、無理矢理拉致された人達は、争いを始め、科学者はエイリアンに対しこのメンバーで目的を達することは出来ない、もう一度地球に戻ってボランティアを募った方がいい、と説得し、UFOは地球に戻る、という話です。大体、そのエイリアンの星は地球よりも科学的に4世紀ぐらい進んでいるということで、ならば自分達でなんとか出来る筈で、わざわざ地球人を拉致する意味が分りません。ちなみに科学者を演じていたのは、この間スパイものでも主役を演じていた人です。
アウター・リミッツの”Second Chance”
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