原子力潜水艦シービュー号の”Time Lock”

原子力潜水艦シービュー号の”Time Lock”を観ました。またもWelch脚本ですが、この話は割と楽しめました。ただ、シービュー号の話というより、タイム・トンネルの話と言った方が良く、タイム・トンネルの中にも良く似たプロットの話があります。(どっちが先か分かりませんが、放映時期はほぼ同じ頃です。)ある29世紀の男が、その世界では既に戦争は無くなっていますが、アレクサンダー大王やナポレオンなどの古今の有名な軍人をタイムマシンで拉致し、ある機械でその知識を吸い取った後は、彼の命令するがままに動く人形として扱うことをやっています。その中の一人にネルソン提督が選ばれてしまい、シービュー号の中に突然現れたアーウィン・アレンお得意の顔を銀色に塗ったアンドロイドがネルソン提督を拉致します。実は彼の真の目的は戦争の無くなった時代に戦争の知識を集めて、実は彼自身の戦争を起こして世界を征服することであることをネルソン提督が見破ります。ネルソン提督が未来に飛ばされた後、シャーキーも手違いで飛ばされ、そのシャーキーが銃で撃たれて傷つきながら、血でハンカチにメッセージを書いてシービュー号の中の転送装置に送り、それをクレーン艦長が読み、グレネードランチャーを持って未来に乗り込みます。未来人も彼のコレクションも目が弱く光に弱いことをシャーキーに教えられ、クレーン艦長は携帯ライトを使いながら未来人の基地に侵入し、ネルソン提督を救助し、最後に基地を吹っ飛ばします。