スター・トレックの第3シーズンの”Spock’s Brain”を観ました。エンタープライズ号の前に、ある小形の宇宙船が現われますが、そのイオンエンジンの技術は連邦のそれをはるかに凌駕していました。やがてその宇宙船から女性が一人エンタープライズ号に転送して来ます。その女性は手首に付けた装置を操作すると、エンタープライズ号の乗員は全員気絶します。その間に、その女性はスポックの脳を抜き取って去りました。カーク達はスポックの脳を取り戻すため、宇宙船の航跡を辿り、ある惑星を発見しますが、その星は氷に覆われ、文明レベルは原始的でした。地上には何故か男性がだけがおりました。カーク達は洞窟の中から地下に降りるエレベーターを発見し地下へ移動します。そこは一種のシェルターになっており、スポックの脳はそこで全体のコントローラーとして使われていました。カークはエンタープライズ号にやって来た女性を見つけ、スポックの脳を戻すようにいいますが、彼女はまったく覚えていませんでした。彼女の知識は、このシェルターを作った人間の知識と技術を一時的にジョー90みたいな脳に新しい知識を転送するマシンで得たもので、それは3時間しか持続しませんでした。再度知識を与えられた女性は、しかしフェイザーを奪い、カークの依頼を無視します。そこで、マッコイが自らその機械を利用して高度な知識を得て、スポックの脳の再取り付け(?)手術をやります。脳を失ったスポックの肉体が、頭にコントローラーを付けられてマッコイのリモコンで動くのがちょっと面白かったです。
スター・トレックの第3シーズンの”Spock’s Brain”
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