キャプテン・スカーレットの”Big Ben Strikes Again”

キャプテン・スカーレットの”Big Ben Strikes Again”を観ました。今回のキャプテン・スカーレットは何と核爆発に巻き込まれて、例によってひどく傷つきますが死にません。
ミステロンズが今回はロンドンを破壊すると予告。そのため、地球側が開発した核兵器、何故か時限装置付きを輸送中のトレーラーのコントロールを奪って自らのものとします。そしてそのトレーラーをある地下の駐車場に置き去りにし、時限装置を起動させます。時間は3時間くらいしかありません。スペクトラム側としては一刻も早くそのトレーラーを見つけ、地下の待避壕に持っていかないといけません。そのトレーラーの運転手が、その駐車場でビッグベンの鐘が12時なのに13回鳴ったと証言し、それが手がかりになります。種は、運転手はカーラジオを付けていて、そこからも鐘が聞こえていたということで、ラジオの電波の速度の方が音速よりもはるかに速いので、ある距離にいると、実際の鐘の音はラジオよりも一回分ずれて遅く聞こえます。このことから可能な場所を絞り、トレーラーを発見します。しかし20分しか残っておらず、スペクトラムの司令官はキャプテン・スカーレットがトレーラーを運転するように言います。核爆弾は無事地下深い場所に待避出来ましたが、キャプテン・スカーレットがエレベーターで逃げる途中で爆発し、スカーレットは傷つきます。そして仲間から”Are you all right?”と聞かれ、”I WILL be all right.”と答えるというオチです。しかし本当に可哀想なだけで格好よさが無い主人公です。