スター・トレックの第3シーズンの”The Paradise Syndrome”を観ました。カーク、スポック、マッコイの3人は小惑星が二ヵ月後に衝突する惑星に住民がいるかを調査に降り立ちます。そこの星は地球にそっくりで、住民はインディアンそのものでした。しかしそこには高度な文明の印であるオベリスクがありました。カークはその前でエンタープライズ号と通信しようとして、急に足元が開いて中に吸い込まれます。そこで不思議な機械による電撃を受けて記憶を無くしてしまいます。そしてその中から出ようとした時に、原住民の女性達がそこに捧げ物を供えに来たのに出くわし、彼女たちはオベリスクから出てきたカークを神だと思います。疑う者もいましたが、カークが溺れて呼吸が止まった少年を人工呼吸で助けて、完全に神として奉られるようになります。やがてカークは酋長の娘と結ばれ、その娘はカークの子供を宿します。しかし、ある日空が曇って雷鳴が轟きます。人々はカークにオベリスクに行って、天変地異を止めるようにいいますが、カークはオベリスクの中に入ることで出来ず、偽物として石を投げつけられ、酋長の娘のミラマーニと二人、気絶してしまいます。一方小惑星のコースを変えようとしたスポック達はエンタープライズ号に戻って、フェイザーで小惑星を破壊しようとしますが、失敗しワープエンジンが焼き切れてしまいます。インパルスエンジンで惑星に向かう間、スポックは不眠不休でオベリスクの文字を解読し、それは高度な文明が残した小惑星のコースを変えるための装置であることを突き止めます。カークとミラマーニが倒されたすぐ後、スポックとマッコイが転送でオベリスクに駆けつけ、カークの記憶を取り戻させます。スポックはカークにオベリスクに落ちた時にやったことを思い出させ、2人は中に入ることが出来ました。そこでスポックが解読した文字に従ってあるボタンを押して、小惑星のコースを首尾良く変更出来ました、という話です。しかしミラマーニとその子供は死んでしまったので、カークは無事に?エンタープライズ号に戻れた、というスター・トレック版ポカホンタスみたいな話でした。
スター・トレックの第3シーズンの”The Paradise Syndrome”
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