キャプテン・スカーレット・アンド・ザ・ミステロンズの第二話の”Winged Assassin”を観ました。2回目にして、このドラマの骨格が分かって来ました。一言で言えば、「SM特撮!(またはSM-SF!)」(笑)キャプテン・スカーレットはミステロンズに改造されて不死身の体(といっても傷ついても死なずに再生するというだけで、普通の人だったら死ぬような苦しみを免れている訳ではない)になっていて、その不死身の体が毎回どのような惨たらしい「殺され方(正確には死の寸前までのいじめられ方)」をされるかが見所になります。エンディングのアニメがまさにそういう感じで、キャプテン・スカーレットが石をくくりつけられて海に沈められた所に鮫が来たりとか、毒蛇に襲われたりとか、倉庫の中で上から重たい箱が多数落ちて来たりとか、部屋の中で両側の壁から針が出てこちらへ迫ってくるとか、まあそういう乗りです。
今回の話は「アジア合衆国!」の総裁を無事に祖国に送り届けるのに、ミステロンズが殺害を予告して来て、という内容です。今回の殺され方は、ミステロンズがすり替えた偽のジェット機を止めるために、スペクトラムの装甲車で滑走中の飛行機のタイヤに体当たりするというものです。スペクトラムはこういうスカーレットを「資産」(asset)だと言って酷使しています。いわば虐待、パワハラです。
キャプテン・スカーレットの”Winged Assassin”
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