スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”The Big Goodbye”を観ました。タイトルはレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ(The Long Goodbye)」のもじりです。エンタープライズ号は昆虫型エイリアンのハラダとの会合の場に向かっています。彼らは気難しく、挨拶の言葉が少しでも間違っているとそれは彼らにとって侮辱となります。ピカード船長は緊張をほぐすため、船内のホロデッキに向かい、そこで1941年のアメリカ、探偵小説のディクソン・ヒルの世界を再現させ楽しみます。(ディクソン・ヒルはつまりフィリップ・マーロウです。)2度目にこの世界に行った時、ピカード船長は殺人犯として逮捕されます。そしてあるギャングに狙われます。この世界では撃たれてもそれは嘘事の筈でしたが、ピカード船長に付いてきた部下が撃たれて本当に死にそうになります。ピカード船長はすぐにその部下をシックベイに連れて行こうとしますが、出口が現れません。ハラダからの交信がエンタープライズ号のコンピューターに障害を発生させ、ピカード船長以下4名は架空の世界に閉じ込められます。結局例によってウェスリーがコンピューターを修理し、ピカード船長は戻ってハラダへの挨拶を無事にこなす、という話です。
しかしファーストのスター・トレックでも、似たような時代に行くという話が何話かありました。古き良き時代、ということなんでしょうね。
スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”The Big Goodbye”
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