「帰ってきたウルトラマン」の「タッコング大逆襲」

「帰ってきたウルトラマン」の「タッコング大逆襲」を観ました。ウルトラQのスダールよりはマシですが、このタッコングも「タコ+キングコング」で安直なネーミングです。そもそもタコの怪獣を考えるのは世界でも日本人くらいかと。ちなみにタコは隕石に卵が付着して宇宙より地球にやって来たという説がマジでオーストラリアの研究グループによって唱えられています。
ウルトラマンでのオイル怪獣はペスターでしたが、「帰ってきた」ではこのタッコングです。でもスペシウム光線であっさりとやっつけられます。
ちなみに本編のドラマでは、ウルトラマンの身体能力を身に付けた郷秀樹が、剣道や柔道でMATの隊員である有段者に楽勝し、それによって自惚れた郷が命令違反をしてそのために南隊員が負傷するという話です。このようにハヤタ隊員やモロボシダンは人間的にも立派で非の打ち所がないという設定でしたが、「帰ってきた」では未熟な主人公が成長していく、という点でスポ根ドラマの影響が見られます。