ヴェーバーの「ローマ土地制度史 国法と私法における意味において」の日本語訳ようやく開始、目次部公開

ヴェーバーの「ローマ土地制度史 国法と私法における意味において」の日本語訳をようやく本格的に開始しました。ちなみにこれまで「ローマ農業史」と訳されてきたのは誤訳です。取り敢えず目次までを公開しました。
https://max-weber.jp/archives/1532

スピーカー取っ替え引っ替え

現時点でのオーティオの到着点。3台のスピーカーを聞くものに合わせて選んでいます。そのためにラックスのスピーカーセレクターを入れました。奥がJBL4307、これは主としてジャズ系。真ん中がKriptonのKX-1.5でこれを聴いている割合が多いです。手前がAutograph mini/GRでボーカルや室内楽など。この他にB&Wの706S2がありますが、優等生過ぎて面白みがないので、押し入れ行きになっています。またオンキヨーのD-77NEは、真空管アンプでは良かったですが、何故かSPECのD級アンプとは相性が悪いようです。

飛行機のプラモ

ここ1年くらいの怒濤のオーディオ装置リニューアルのマイブームもようやく落ち着いて来て(というより資金が無くなったという方が正しい)、最近また飛行機のプラモを作りたくなってきています。といってもそれほど腕がある訳ではありません。写真程度。これは紫電改(後期型)だったと思います。それなりに道具は持っていますが、エアブラシまでは手を出していません。

スター・トレックの第3シーズンの”The Enterprise Incident”

スター・トレックの第3シーズンの”The Enterprise Incident”を観ました。マッコイによると最近カークは疲れとストレスのせいか、イライラが募って、正常な判断が出来ない状態にあるようです。そのせいか、突然エンタープライズ号に対し、中立地帯からロミュランの勢力圏にエンタープライズ号を進めるように命じます。その領域に入った時、辺りにロミュランの宇宙船はいなかった筈ですが、たちまち3隻のロミュランの宇宙船にエンタープライズ号は包囲されてしまいます。相手はカークとスポックの2人に向こうの宇宙船に来るように要求します。その代り向こうの将官二人がエンタープライズ号に転送されて来ます。カークは領域侵犯の理由をエンタープライズ号のトラブルのせいにします。しかしスポックは相手に問われて、カークが正気を失って出した命令のためだと証言します。なおロミュランの司令官は女性で、またロミュランは遠い昔にバルカンから別れた種族です。そのため司令官はスポックに特別な興味を示し、連邦を捨ててロミュランに就いてエンタープライズ号の司令官になれと誘惑します。カークは一度牢屋に入れられ逃げようとして電撃ドアで感電し、気を失います。カークはマッコイが呼ばれて治療を受け、なんとか誤魔化してエンタープライズ号に戻ります。そして監禁しているロミュラン人の服を取上げ自分が付け、耳と眉をバルカン風に変装して、再度ロミュランの宇宙船に乗り込みます。実はカークの真の目的は、ロミュランが最近使い出したクローキング装置(宇宙船の姿を外から見えなくする装置)でした。スポックが女司令官とよろしくやって時間を稼いでいる間にカークは無事にクローキング装置を盗み出しエンタープライズ号に戻ります。そしてスポックも転送しようとしたら、女司令官も一緒にエンタープライズ号に転送してしまいます。カークはクルーに全速力で逃げるように命令します。そしてスコッティに盗んだクローキング装置をエンタープライズ号につなげるように命じます。追いかけてきたロミュランの船が近づいたギリギリでクローキング装置が作動し、首尾良くエンタープライズ号は逃走出来た、という話です。ロミュランに関する話はこれが2回目だと思いますが、ロミュランとヴァルカンの怪しい関係が描かれた話でした。ちょっとロミュランの女性司令官の油断が過ぎますが。

NHK杯戦囲碁 広瀬優一5段 対 村川大介9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が広瀬優一5段、白番が村川大介9段の対戦でした。先週の対局では、「四隅取らせて碁は勝ち」という内容でしたが、何と今週も黒の広瀬5段が2隅で三々に入って四隅を取り、典型的な実利対厚みの展開になりました。白は上辺から左辺にかけて大模様を張りました。黒はそれを承知で中央で押して白の壁を作らせて自分も厚くし、右辺の白に打ち込んで行きました。白は右辺はあまり頑張らず半分くらい捨て気味に打ちました。そこが一段落した後、黒が下辺から延びる白のケイマで飛んでいる所の連絡の不備を利かしに行きました。白はそれを直接受けずに下方の石から下辺にケイマして反発しました。その攻防は白が上手くやってポイントを上げました。しかし左下隅で白から劫にする手が残っていたのですが、白は劫材は有利と見て、すぐに仕掛けました。それで黒の劫材で右辺の白を切り離す手に受けずに劫を解消しました。白は最初に黒が利かしに行った手を無駄にして手入れを省いたので有利と判断したのでしょうが、黒が色々味が悪かった右辺を全部地にしたのも大きく、形勢は互角に戻りました。白はもう少し劫を頑張った方が良かったと思います。後は白が大模様をどれだけまとめられるかが勝負でしたが、白は上手く黒の右辺からの侵入を止めたと思いきや、黒の上辺左の2線の置きが良い手で、左下隅との連絡と、白が右側で抱えている黒の逃げ出しの見合いで白は抵抗出来ず、上辺左が黒地になり、なおかつ先手での白2子取りも打て、黒が勝勢になりました。結局黒の7目半勝ちになり、この碁は四隅を取った方が勝ちになりました。広瀬5段はタイトル経験者に対して見事な勝利で3回戦に進みました。

キャプテン・スカーレットの第一話、”The Mysterons”

これまで「巨人の惑星」と「スター・トレック」を交互に観ていましたが、「巨人の惑星」は観終わりました。それで何を次に観ようかと思い、ジェリー・アンダーソンのStingrayを二話ほど観ましたが、内容がお子様向けでイマイチでした。なので、別にまたブルーレイを取り寄せ、キャプテン・スカーレットを観ることにしました。まずはキャプテン・スカーレット・アンド・ザ・ミステロンズ(これが正式なタイトルですが長い)の第一話、”The Mysterons”を観ました。うーん、これが日本であまり受けなかったのは良く分かるような気がします。(子供の時、このドラマは存在は知っていましたがほとんど観ていませんでした。)
(1)地球側がむしろ悪者
火星で探査船が見つけたミステロンズの都市を、相手は歓迎しようとしていたのに、カメラを攻撃兵器と勘違いし、警告も無くいきなり攻撃して都市を破壊します。都市はミステロンズの再生装置ですぐ元に戻りましたが、ミステロンズ側は地球人を好戦的と判断し(実際にその通りです)、攻撃するようになります。
(2)主人公が暗い
主人公のキャプテン・スカーレットの表情がほとんど無く、何を考えているか良く分かりません。しかも初登場後すぐにミステロンズの攻撃で乗っていた車を爆破され、改造か何かされてミステロンズの武器としてスペクトラムでまた働き始めます。それで世界連邦の大統領をミステロンズの指示で誘拐しようとして失敗し、200mぐらいの高さから落ちますが何故か死なず、そのショックでミステロンズのコントロールが解け、なおかつミステロンズの探知能力を持っているという設定です。
(3)スペクトラム・エンジェルスという戦闘機部隊のパイロットが全員女性で、しかも何かなまった英語(インド?)を話します。制服はファッショナブルでこれはシルビア・アンダーソン(ジェリーの奥さん。サンダーバードのレディー・ペネロープのモデル)の趣味だと思います。
(4)メカはそれなりに格好いいです。
お話としてはエイリアンとの戦いで、UFOに近い感じです。
英語字幕は無かったですが、まあ何とか意味は取れました。

スター・トレックの第3シーズンの”Spock’s Brain”

スター・トレックの第3シーズンの”Spock’s Brain”を観ました。エンタープライズ号の前に、ある小形の宇宙船が現われますが、そのイオンエンジンの技術は連邦のそれをはるかに凌駕していました。やがてその宇宙船から女性が一人エンタープライズ号に転送して来ます。その女性は手首に付けた装置を操作すると、エンタープライズ号の乗員は全員気絶します。その間に、その女性はスポックの脳を抜き取って去りました。カーク達はスポックの脳を取り戻すため、宇宙船の航跡を辿り、ある惑星を発見しますが、その星は氷に覆われ、文明レベルは原始的でした。地上には何故か男性がだけがおりました。カーク達は洞窟の中から地下に降りるエレベーターを発見し地下へ移動します。そこは一種のシェルターになっており、スポックの脳はそこで全体のコントローラーとして使われていました。カークはエンタープライズ号にやって来た女性を見つけ、スポックの脳を戻すようにいいますが、彼女はまったく覚えていませんでした。彼女の知識は、このシェルターを作った人間の知識と技術を一時的にジョー90みたいな脳に新しい知識を転送するマシンで得たもので、それは3時間しか持続しませんでした。再度知識を与えられた女性は、しかしフェイザーを奪い、カークの依頼を無視します。そこで、マッコイが自らその機械を利用して高度な知識を得て、スポックの脳の再取り付け(?)手術をやります。脳を失ったスポックの肉体が、頭にコントローラーを付けられてマッコイのリモコンで動くのがちょっと面白かったです。

小室圭さんには「金銭問題」など無い。

小室圭さんの説明文書を今さらながら斜め読みしました。非常に丁寧に事実関係とそれについての小室家の主張が説明されていて好感が持てました。長いと言われていますが、丁寧に説明するのにこれだけの量が必要だったということであり、長いという批判自体がおかしいと思います。おかしいのは事実に基づかない噂レベルの話を膨らませまくって煽った週刊誌を始めとするマスコミの方でしょう。
驚いたのが元婚約者で、何とその代理人は弁護士ではなく、週刊現代の記者(より正確には契約ライター)だそうです。これだけでもうこの疑似金銭問題の構図が明らかです。ちなみに、有償で代理人となるのは弁護士以外出来ません。この場合、おそらくこの記者は報酬は受け取っていないと主張するのでしょうが、代理人となることで取材上有利な立場に立てて、その週刊誌の販売に利するのであれば、それは報酬を受け取っていないと言えるのでしょうか?少なくともかなりグレーですし、そもそもが非常識と思います。この元婚約者の方は小室さんの文書を読む限りでは、非常に優柔不断で既に結着が付いている問題を後先の影響も考えず週刊誌にしゃべって、それをまた週刊誌があることないこと膨らませまくってでっち上げた「疑似事件」としか見えません。

Stingrayの第2話、”Plant of Doom”

Stingrayの第2話、”Plant of Doom”を観ました。海底人のマリーナがホームシックになったので、彼女をスティングレイでその故郷であるパシフィカに連れていって、と言う話。うーん、特撮はまあまあですが、お話は完全に子供向けでちょっとかったるいです。ちょっと別のドラマをAmazonで物色します。
あ、そういえば海底人が崇拝している魚型の神様の名前がTeufelで、これはドイツ語で「悪魔」という意味です。