Online dating

先日の”arranged marriage”に続いて、英会話教室AEONの英作文課題として、”Online dating”について書きました。両方が関連あるトピックです。今回教師による修正箇所は6箇所でした。下記は修正済みのものです。

Topic: Online dating
Style: Formal

(Please refer to my previous essay about “arranged marriage”, since two topics are quite closely linked each other.)
As we have seen in my previous essay about “arranged marriage”, there has been a quite drastic shift in the form of marriage from traditional arranged marriage to love marriage in just 70 years. The problem that we should carefully watch is whether people in Japan could smoothly adjust to this rapid change. From my personal experiences, there are many not pure “boy/girl-meets-girl/boy” type love-marriages in the high dominance of love marriage as 87.7% in years from 2010 to 2014. It is difficult to know exactly how much is the pure type, because most married couples might be reluctant to tell the truth of their first encounter if it was not a genuine type of love affair.
As collateral evidences, some statistics by IBJ, an organization of collected dating services in Japan, are introduced here. The number of the service companies under IBJ is 1,771, and collectively they have more than 59,000 customers. IBJ estimates the number of potential customers (namely the unmarried) as 6 million and the market size as 200 billion JPY ($1.8 billion). The service they offer is practically an Omiai itself. The difference between old and new Omiai is just who takes care of combining unmarried couple: the relatives or some acquaintances (in the past) or a service company (now).
In Japan, we call marriage related activities “Konkatsu”, being derived from the word “Shukatsu” (activities trying to get a job). It means that it is quite difficult for many young people to find a good counterpart and they need some special activities. In the past, Gokon, a matchmaking party, was popular as an example of such activities. It seems, however, online dating services operated by the companies under IBJ have replaced Gokon. There were some negative images for such services in Japan, since there was a service called Terekura (telephone club) that was often abused for prostitution by amateurs in the late 1980’s. It can be observed, however, that popularization of smartphones and SNS services might have improved the negative image of online dating services at a rapid pace.

「謎の円盤UFO」の”Reflections in the water”

「謎の円盤UFO」の”Reflections in the water”を観ました。終わりが近づくにつれ、脚本のレベルが上がって来ているように思います。今回はエイリアンはいつものちまちました攻撃ではなく、とうとう50機という大編隊で地球を襲おうとします。更にはその準備として凝っているのが、火山島の中にUFOを潜ませておく基地を作り、さらにはその近くの海底にドームを作り、その中に何とSHADO本部とまったく一緒の設備を作り、そこで働くスタッフもストレイカー司令官を含め全員そっくりさんを揃えています。で、その目的はムーンベースとインターセプター、そしてスカイダイバーに対して、UFOが襲来しても攻撃するなという嘘の指令を出すことでした。しかしよく考えると本物のSHADO本部の方が機能しないようにしている訳ではないんですから、発信場所からすぐばれそうなものですが…今回またもストレイカーは司令官にあるまじき行為で、フォスター大佐と一緒に海底ドームの調査に乗り出し、あわや、ということになります。
最後は、インターセプターとムーンベースに備え付けのミサイル迎撃車、スカイワンの総動員で、50機のUFOを皆殺しにするというある意味カタルシスのある結末でした。インターセプターは3機しかなくて、UFO3機しか墜とせない筈ですが、何故かこの回では途中でミサイルを補給しています。

「謎の円盤UFO」の”The psychobombs”

「謎の円盤UFO」の”The psychobombs”を観ました。エイリアン側が行った数々の作戦の中で、今まで観た中ではもっとも効果的でSHADOに大きなダメージを与えました。更には後一歩でSHADO本部もストレイカーを始め多くのスタッフもろとも爆破される寸前でした。SHADOの防衛網をかいくぐってイギリスに着陸したUFOが催眠電波みたいなもので3人の男女を操ります。この3人はUFOに操られている状態では、人間としては考えられないようなパワーを出します。そのパワーでまず武器も無しにSHADOのレーダー基地に潜入し、高圧電線をショートさせて基地を爆破します。この攻撃に関してはストレイカーに降伏勧告状が届いており予告されたものでした。予告の次のターゲットはスカイダイバーの3号機で、厳重な警戒にも関わらずエイリアンに操られた男がスカイダイバーに乗り込み、やはり電源をショートさせてスカイダイバーを爆破します。最後のターゲットがストレイカー司令官とSHADO本部であり、エイリアンに操られた女性がやはりSHADO本部の主電源をショートさせようとします。しかし危機一髪でスカイワンが操っていたUFOを撃破して助かる、という話しです。
写真は基地から発進するスカイダイバーです。(この後爆破されてしまいますが。)
ちなみに、「謎の円盤UFO」の撮影は最初に使っていたスタジオが使えなくなって、数ヶ月中断して別のスタジオでの撮影になります。その中断の影響で一部の役者が継続して出られなくなり、例えばフリーマン大佐は後半の話には登場せず、替わってレイク大佐(女性)が登場しています。ムーンベースのエリス中尉も後半は登場していません。

「謎の円盤UFO」の”The man who came back”

「謎の円盤UFO」の”The man who came back”を観ました。後半になると段々とUFO側の攻撃が合理的になって来た感じで、今回は3機で襲来し、1機がコースを変えてSIDを攻撃しに行きます。インターセプター1機が後を追いかけましたが間に合わず、SIDはUFOの攻撃で完全には破壊されなかったものの、機能停止してしまいます。このチャンスに大挙襲来すればと思いますが、UFO側はまたも回りくどい作戦を取り、ルナモジュールで地球に帰還しようとして事故ったクレイグを捕まえ、その意識を消してあるプログラムを入れ、外から無線で操ります。この辺り、”Kill Straker!”とストーリーがかぶるのがイマイチです。そのクレイグは最初にSIDを作った一人で、SIDの修理に必要な人間です。クレイグとペアになる人間は、もう一人のエンジニアとフォスター大佐でしたが、クレイグはエンジニアを殺そうとし、またフォスター大佐にトレーニングルームで怪我を負わせます。こうなると後はSIDのことを知っているのはストレイカー司令官一人となり、クレイグとストレイカーがNASAのロケットでSIDの修理に向かいます。そこでクレイグが…という話しです。結局ストレイカーは助かるのですが、一人だけでSIDの修理が出来たのか気になります。またエイリアン側から見れば、SIDの監視網が不在でしかもストレイカーが不在の今は攻撃のチャンスの筈ですが…

小津安二郎の「麦秋」

小津安二郎の「麦秋」を観ました。紀子三部作の二番目です。ですが「晩春」の紀子とはがらっと性格が違い、持ち込まれた縁談を断り、自分で相手を決めます。しかし単純に見合い結婚から恋愛結婚へ変わったと言えないのは、本人同士が結婚を約束する前に、紀子と相手の矢島(一度結婚していますがその妻は病死し、女の子が一人残されています)の母親の間で結婚が決まってしまう、というこれもある意味とても日本的です。「晩春」の紀子から「麦秋」の紀子への変化は、昭和20年代で女性の考え方ががらっと変わっていったことの反映なのか、小津監督が前作とはまったく違った紀子を描きたかったのかは分かりません。
紀子以外で興味深いのが、昭和24年から26年でわずか2年の間に、日本の復興が進み、豊かになっていることです。特に紀子の家に電話があるのに驚きました。この時代に家に電話機があるのはかなり豊かな家ということなのではないでしょうか。しかしそういう日本の復興の中で、紀子の母親は今でも南方戦線に送られ生死不明で未だに戻ってこない紀子の兄を待ち続けている様子が描かれます。
笠智衆は今回は紀子の父親ではなく、兄であり、かなり若々しく描かれています。また紀子のある意味非常に勝手な行動にもかかわらず、他の家族が皆紀子のことを本当に心配しているというのがちょっと心を打ちます。また紀子の会社の専務から持ち込まれた縁談について最初は皆乗り気だったのが、相手の年齢が40歳と分かったら急にトーンダウンするという現金さも面白かったです。
原節子の演技は、「晩春」の時は不自然な笑顔が気になったのですが、今回はより地に近い感じで演技しているという感じで笑顔はこちらの方が自然でした。

「謎の円盤UFO」の”Destruction”

「謎の円盤UFO」の”Destruction”を観ました。この回も中学生の時の再放送で観てよく覚えているもの。フォスター大佐がプレイボーイの本領を発揮して、海軍の高官の秘書のサラ・ボーザンケイを誘惑して情報を手に入れようとします。「君のことなら何でも知っているさ」「どこにホクロがあって?」「紳士には言えない所さ」といった吹き替えのセリフまで覚えています。
ストーリーとしてもこれまで観た中ではベストと言ってよく、前半のサラ・ボーザンケイの不可思議な行動の解明と、後半のUFOが海軍の艦船を攻撃にきてあわや、という所でスカイワンがUFOを撃墜する緊迫感も良いです。
お話はある勤務中の海軍の艦船がUFOを目撃しますが、その艦船の船長はその正体が何かを確認することなく、すぐに対空ミサイルでUFOを撃墜します。その時に写真が撮られ次の日に大々的に新聞で報道されます。例によってもみ消し工作に動くSHADOですが、何故か海軍はあっさりその事実を撤回してしまいます。ストレーカーはそんな海軍の動きに疑問を感じ、フォスター大佐を海軍の高官の秘書であるサラ・ボーザンケイに接近させます。ボーザンケイは、ムーンベースの設計者であったエンジニアの娘で、父親はUFOに拉致され脅迫を受けて、海軍の艦船が行っていた行動に関する目的地のデータを、部屋に備え付けた望遠鏡から出るレーザー光線でUFO側に連絡します。(写真はそのレーザー光線を宇宙空間で受けて身もだえるインターセプターのパイロット)ストレイカーは海軍の高官にUFOのことを打ち明け、危険が迫っていることを話し、海軍が何をしようとしているのか問い詰めます。それによると、海軍である毒ガスを開発しましたが、それは強力すぎて使用することが出来ず、また分解させることも出来なかったため、そのガスを特殊な容器に詰めて、海溝部の深淵に廃棄処分しようとしていたのでした。もしそのガス容器がUFOの攻撃を受けてガスが漏れ出したら、地球の人類は全滅します。UFOの攻撃で艦船側のミサイルは故障して発射できなくなり、艦砲射撃も射程外に出られて万事休す、というシーンで海面からスカイワンが颯爽と登場し、UFOを撃墜します。なお、UFOがSHADOの防衛網をくぐり抜けたのは、レーダーを妨害する装置を新たに開発したから、ということになっています。

「謎の円盤UFO」の”The cat with ten lives”

「謎の円盤UFO」の”The cat with ten lives”を観ました。何というかまたイギリス人大好きのオカルトがらみで、インターセプターのパイロットのリーガンが休暇中に知人の家に出かけてそこでやるのが何と「コックリさん」。この「コックリさんセット」(アルファベットを書いたカードとグラス)は実はUFOのエイリアンのプレゼントで、このコックリさんをやっている間にリーガンはどういう仕組みか知りませんが、エイリアンに洗脳されます。そして帰りの途中で拾った猫に実はエイリアンが乗り移っていて(SHADOの精神科医により、エイリアンの正体は実は精神体みたいなもので、乗り移るボディを必要としているという仮説が出されます。)、洗脳したリーガンを操るという内容です。リーガンはインターセプターの他の2機をいじってパワーが出ないようにし、自分のインターセプターはムーンベース目がけてカミカゼ攻撃コースに。間一髪という所で、SHADO本部に入り込んだ猫を捕まえるために使ったのが…(以下ネタバレ防止のため省略)ということで、何か科学性に乏しい回でした。
冒頭で、3機のUFOが襲来しますが、実はこの3機はおとりで、インターセプター3機がそちらを攻撃する間に、もう1機がムーンベースを攻撃するという、今回初めてエイリアンが割りにまともと思える作戦をつかっていました。
写真はSHADOがトレーニングのために採用している変な格闘技で、柔道+空手+ボクシングみたいなもの。まあマーシャル・アーツかもしれませんが。(柔術であれば、空手的な要素もあるのでおかしくはないですが。)

NHK杯戦囲碁 志田達哉7段 対 鈴木伸二7段

本日のNHK杯戦の囲碁は黒番が志田達哉7段、白番が鈴木伸二7段の対戦です。志田7段は前回の準優勝者で2回戦からの登場です。
布石は比較的オーソドックスでしたが、白が右下隅にかかって黒がコスんで受け、白が右上隅の大ゲイマジマリの星の位置に付けていったのがAI風の最近の流行りです。結果的に黒は右上隅と上辺でほぼ確定地を取り、白が右辺で模様を築きました。左辺での折衝が一段落した後、黒は右下隅でコスんでいる石がはっきり活きておらず、白のかかった石にコスミツケて活きていれば普通でした。しかし志田7段は右辺上方の白の断点を覗いていき、この白への攻めを見ました。この後がこの碁のハイライトで白が右辺に展開した黒に対しハサミツケという強手を打ちました。これに対し黒は延びて反発し、白は割り込んで黒を切断し、急に激しい碁になりました。黒は切断された上方の石の形を整えた後、右辺上方の白の一段に対しケイマにかけるという強手のお返しをし、ギリギリの攻防になりました。黒がこの白の一団を取ってしまえば碁は終わり、また白が活きれば上辺の黒の地を大幅に削減しての活きとなり、形勢は白に傾きます。双方が正しく打てば白は取られていました。しかし志田7段は右上隅の黒のダメヅマリをうっかりし、途中の手を間違えました。結果的に劫残りで、黒から効を仕掛けることは出来ますが、劫に負けると右上隅の黒が逆に全滅してしまうということで、実質白のほぼ活きになりました。形勢ははっきり白のリードとなり、ヨセのうまい志田7段は各所で追い上げましたが、鈴木7段は無理せず確実な手を打ってゴールを目指し、終わってみれば白の2目半勝ちでした。

「謎の円盤UFO」の”The sound of silence”

「謎の円盤UFO」の”The sound of silence”を観ました。タイトルと後ヒッピーが出てくるのが時代を感じさせます。UFOがまた一機SHADOの防衛網をかいくぐって地球に到達しますが、UFOの機体は地球の大気に触れると3日くらいで分解してしまうということで、このUFOはある湖の底に隠れます。でエイリアンはせっせと内臓採取のための人間を捕まえます。どうでもいいですが、これだけの犠牲を払って地球にやってきて、採取するのが人間一人じゃまるで採算(?)が合ってないような気がします。後は湖岸に配置したモービルとUFOの撃ち合いと、UFOが使っている人体冷凍保存モジュールが出てくるのがちょっと珍しいですが、全体的にはどうってことない回でした。

「謎の円盤UFO」の”Sub-smash”

「謎の円盤UFO」の”Sub-smash”を観ました。これまで観た中ではもっとも緊迫感あふれる回です。秘かに地球に侵入していたUFOが海中にレーザー機雷を残し、それによって船舶が一隻破壊されます。その調査に乗り出したSHADOはストレイカーとフォスター大佐の二人が自らスカイダイバーに乗り込み調査に当たります。(こういうやたらと現場に出たがる司令官も困りものですが。)スカイダイバーは海中でそのレーザー機雷に遭遇し攻撃を受け、船体の一部が破壊されます。何とかスカイ1を発射して空中に出たレーザー機雷は破壊しましたが、スカイダイバーは航行できなくなります。そして海底に沈下して動けなくなり、また本来の脱出ハッチは岩によって塞がれます。ストレイカーは他の2つのルートを使って隊員を脱出させようとします。一つのルートからの脱出はうまく行きましたが、もう一つのルートからの脱出はハッチが開かず失敗します。残された隊員の内、機雷からの攻撃の時に、ソナーを担当していて大音量によって耳をやられて傷ついていたアジア系の隊員は、パニックを起こして暴れ、結局段差で落下して死んでしまいます。フォースター大佐はうまく脱出しましたが、結局ストレイカーと女性隊員が残されます。酸素が無くなり、二人は死の直前になります。ここでストレイカーが手記を書いているのですが、これは明らかに日本の第六潜水艇事件(1910年に広島沖でガソリンエンジンによる潜行実験中に事故が起きて、乗組員14人全員が殉職した事件。艦長の佐久間勉が事故の状況と最後の様子、そして乗組員の遺族についての依頼を書いた手記を残して、当時の日本人の涙を誘いました。)から取ったものだと思います。
ストレイカーの話はこの後も続くので、結局アジア系の隊員以外は全員助かるという話でした。