「謎の円盤UFO」の”Destruction”

「謎の円盤UFO」の”Destruction”を観ました。この回も中学生の時の再放送で観てよく覚えているもの。フォスター大佐がプレイボーイの本領を発揮して、海軍の高官の秘書のサラ・ボーザンケイを誘惑して情報を手に入れようとします。「君のことなら何でも知っているさ」「どこにホクロがあって?」「紳士には言えない所さ」といった吹き替えのセリフまで覚えています。
ストーリーとしてもこれまで観た中ではベストと言ってよく、前半のサラ・ボーザンケイの不可思議な行動の解明と、後半のUFOが海軍の艦船を攻撃にきてあわや、という所でスカイワンがUFOを撃墜する緊迫感も良いです。
お話はある勤務中の海軍の艦船がUFOを目撃しますが、その艦船の船長はその正体が何かを確認することなく、すぐに対空ミサイルでUFOを撃墜します。その時に写真が撮られ次の日に大々的に新聞で報道されます。例によってもみ消し工作に動くSHADOですが、何故か海軍はあっさりその事実を撤回してしまいます。ストレーカーはそんな海軍の動きに疑問を感じ、フォスター大佐を海軍の高官の秘書であるサラ・ボーザンケイに接近させます。ボーザンケイは、ムーンベースの設計者であったエンジニアの娘で、父親はUFOに拉致され脅迫を受けて、海軍の艦船が行っていた行動に関する目的地のデータを、部屋に備え付けた望遠鏡から出るレーザー光線でUFO側に連絡します。(写真はそのレーザー光線を宇宙空間で受けて身もだえるインターセプターのパイロット)ストレイカーは海軍の高官にUFOのことを打ち明け、危険が迫っていることを話し、海軍が何をしようとしているのか問い詰めます。それによると、海軍である毒ガスを開発しましたが、それは強力すぎて使用することが出来ず、また分解させることも出来なかったため、そのガスを特殊な容器に詰めて、海溝部の深淵に廃棄処分しようとしていたのでした。もしそのガス容器がUFOの攻撃を受けてガスが漏れ出したら、地球の人類は全滅します。UFOの攻撃で艦船側のミサイルは故障して発射できなくなり、艦砲射撃も射程外に出られて万事休す、というシーンで海面からスカイワンが颯爽と登場し、UFOを撃墜します。なお、UFOがSHADOの防衛網をくぐり抜けたのは、レーダーを妨害する装置を新たに開発したから、ということになっています。

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