「謎の円盤UFO」の”Sub-smash”を観ました。これまで観た中ではもっとも緊迫感あふれる回です。秘かに地球に侵入していたUFOが海中にレーザー機雷を残し、それによって船舶が一隻破壊されます。その調査に乗り出したSHADOはストレイカーとフォスター大佐の二人が自らスカイダイバーに乗り込み調査に当たります。(こういうやたらと現場に出たがる司令官も困りものですが。)スカイダイバーは海中でそのレーザー機雷に遭遇し攻撃を受け、船体の一部が破壊されます。何とかスカイ1を発射して空中に出たレーザー機雷は破壊しましたが、スカイダイバーは航行できなくなります。そして海底に沈下して動けなくなり、また本来の脱出ハッチは岩によって塞がれます。ストレイカーは他の2つのルートを使って隊員を脱出させようとします。一つのルートからの脱出はうまく行きましたが、もう一つのルートからの脱出はハッチが開かず失敗します。残された隊員の内、機雷からの攻撃の時に、ソナーを担当していて大音量によって耳をやられて傷ついていたアジア系の隊員は、パニックを起こして暴れ、結局段差で落下して死んでしまいます。フォースター大佐はうまく脱出しましたが、結局ストレイカーと女性隊員が残されます。酸素が無くなり、二人は死の直前になります。ここでストレイカーが手記を書いているのですが、これは明らかに日本の第六潜水艇事件(1910年に広島沖でガソリンエンジンによる潜行実験中に事故が起きて、乗組員14人全員が殉職した事件。艦長の佐久間勉が事故の状況と最後の様子、そして乗組員の遺族についての依頼を書いた手記を残して、当時の日本人の涙を誘いました。)から取ったものだと思います。
ストレイカーの話はこの後も続くので、結局アジア系の隊員以外は全員助かるという話でした。