タイムトンネルの”Merlin the magician”を観ました。後4回なのですが、この辺りに来るともうストーリー目茶目茶。今回はアーサー王の魔術師のマーリンが登場し、タイムトンネルのコントロールルームに現れ、スタッフがトニーとダグを転送しようとするのを止めてしまいます。このタイムトンネルというドラマの世界観が不明で、SFよりオカルト、SFより宗教、そして今度はSFより魔術!です。で、マーリンは魔術でほとんど何でも出来るんですが、一回に使える魔術のパワーに限度があるということで、トニーとダグをこき使ってアーサー王がヴァイキングから城を取り戻すのを支援させます。しかし、アーサー王がヴァイキングに矢で射られたのを、「時間を逆転させて」元に戻すなど、明らかにタイムトンネルの科学力以上の魔力を発揮します。タイムトンネルは途中までは「偉大なるワンパターン」展開でそれなりに面白かったのですが、最後の方になるとかなりストーリーが破綻しているように思います。ちなみにこのお話の最初で、トニーとダグは1968年の現在に一度戻されているのですが、フリーズした状態だったので、二人がそれに気付くことはありませんでした。