スター・トレックの第2シーズンの”Catspaw”

スター・トレックの第2シーズンの”Catspaw”を観ました。何というかスター・トレックらしくないとても変なゴシックロマン的なホラー話。ある生物がいない筈の惑星を探査していたスールーら3人の内2人と連絡が取れなくなり、1人は転送でエンタープライズに帰還しますが、戻った時倒れてそのまま死にます。そしてその口から奇妙な声で「エンタープライズ号は呪われた。この星に近付かずに帰還せよ」というセリフが流れます。カーク、スポック、マッコイの3人がその惑星に向かいます。そこでは奇妙な霧や突然の嵐、3人の魔女が現れやはり戻るよう警告します。しかし3人はそれを無視してスポックが見つけた生物が居る場所に向かうと、それはいかにも中世風のお城のような館でした。中に入ると今度は黒猫です。一行が中を進んでいると突然床が崩れ3人は地下に落ちて気を失います。目を覚ますとそこは中世風の拷問室で、3人は手を鎖でつながれていました。やがて催眠術にかけられたスールー達がやってきて、3人をこの館の主人に引き合わせます。そしてさらにその主人の仲間という女性に紹介されます。その二人はまるで悪魔と魔女でした。女性はカークに興味を持ち誘惑します。カークもそれに乗った振りをして秘密を探ろうとします。その悪魔と魔女風の二人はエンタープライズ号のミニチュアを取り出し、それをロウソクの炎であぶります。そうすると本物のエンタープライズ号も温度が急上昇します。またミニチュアのエンタープライズ号が何かの樹脂の中に入れて固められると、本物も何かのフォースフィールドに捕らえられ動けなくなります。カークを誘惑した魔女は結局カークが本心では自分に興味が無いことが分かると、化け猫のような黒猫に変身して一行を襲おうとします。3人は男性の方の協力で脱出しますが、結局カークがその魔女風のエイリアンの力の源泉である杖みたいなものをテーブルに叩きつけて壊したため、魔女は力を失います。
という非常にワケワカなストーリーで、アングロサクソンが好きなオカルト系という感じでした。

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