「帰ってきたウルトラマン」の「毒ガス怪獣出現」を観ました。山の中に怪獣が出て、その怪獣は毒ガスを吐きます。その毒ガスは実は岸田隊員の亡父が戦争中に開発して、途中で開発中止になって山崩れの中に捨てたのを怪獣が食べて、という話です。いつも上から目線の岸田隊員が今回ばかりは亡父の罪は自分が償うとばかりに単独で怪獣を攻撃し、やられて不時着します。続いて郷が怪獣に口輪をはめて毒ガスをはけないようにしたまでは良かったですが、調子に乗って毒ガス怪獣相手にガスマスクも無しに地上攻撃して、毒ガスにやられてウルトラマンになります。
ところが、この毒ガスはウルトラマンにも有効で、ということで旧日本軍恐るべしです。それでMATが可燃ガスのボンベを投下し、それをウルトラマンがスペシウム光線で点火して怪獣を火攻めにし、ようやく倒すという話です。金城哲夫の脚本ですが、ちょっと地味な気がします。