第二次「苦楽」

白井喬二の「先覚者」の続きが読みたくて、「苦楽」の昭和23年4月号を入手したのですが、何と載っていないです。しかも白井作品だけでなく、すべての連載の続きが掲載されておらず、ページ数も3月号が240ページあったのに対し、4月号は64ページと激減しています。Wikipediaで調べた所によると、用紙事情が悪化したのと、経営権を巡っての内紛があったみたいです。
(第二次苦楽は結局3年で廃刊になります。)
この表紙の美人画は鏑木清方で、当時「江戸趣味」と言われたみたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA