大月悠祐子の「ど根性ガエルの娘」、第三巻を読了。予告で「衝撃の第15話」って書かれていたからどんなものかと思っていましたが、正直な所あまり衝撃を受けるようなものではなく、第1巻、第2巻の流れから十分予想できるような内容でした。ただ、1、2巻に比べると、より大月悠祐子自身が全面に出てきている内容になってきています。ある意味「親を克服しようとする子供」の普遍的なお話としても読むことができます。この巻では元々連載していて週刊アスキーの編集部が、「一度壊れてしまった家族だけど、その後元通りになって良かったね」的にまとめようとしたのを、大月悠祐子が拒否して原稿を引き上げ、結局連載が「ヤングアニマルdensi」に移ってそこで続くことになります。私はこの3巻で終わりかと思っていましたが、まだ続いています。ここで読めます。