スタートレック・TNGの”The Hunted”を観ました。エンタープライズ号はアンゴシアIIIという惑星が連邦への加盟を申請して来たのでその交渉に来ています。その最中にその星では囚人が逃亡したという連絡が入り、エンタープライズ号はその囚人の逮捕を依頼されます。しかしその囚人であるローガ・デイナーは信じられないタクティクスでエンタープライズ号を翻弄し、何とか捕縛した後も、転送ルームで大暴れしますが、4人がかりで何とか取り押さえました。カウンセラーのトロイはデイナーと話して、彼がまったく暴力性の無い普通の人間であることに気付きます。彼はアンゴシアIIIが戦争に勝ち抜くために作られたスーパー兵士でした。しかし戦争後、その一部が問題を起して、その全員がルナ5という流刑星に収容されていました。デイナーは結局収容に来たアンゴシアの宇宙船を乗っ取り、ルナ5で仲間を解放し、本星を攻撃しようとします。救援を依頼されたピカードは、スーパー兵士は危機に陥らないとその能力を発揮出来ないことから、手向かいしないように言います。そして彼らを元の普通の人間に戻すことを試みるように勧めて、それ以上は干渉せず引上げます。まあキャプテン・アメリカとかのスーパー兵士ものは良くあるのですが、その負の面を描いた秀作でした。