トワイライト・ゾーンの”From Agnes – with Love”を観ました。ジェームス・エルウッドはNASAみたいな所のプログラマーで、アグネスと女性名で呼ばれるコンピューターを担当して、水星探査計画の軌道計算をしていました。別のプログラマーが使っていたアグネスは突然狂いだし止まらなくなりますが、エルウッドが来るとピタリと治まります。エルウッドは同じ職場のミリーに恋していますが、なかなか積極的にアプローチ出来ません。それに対して何故かアグネスがアドバイスして、家に誘え、とか、バラの花を贈れ、とか、自分より劣った人を紹介しろ、などを提案しますが、全てが逆に作用して、アグネスは紹介した男のものになってしまいます。実はアグネスはエルウッドが好きで、告白しますが、エルウッドに機械に恋は出来ない、と言われて狂いだし、それを何とかしようとしたエルウッドは頭がおかしくなります…
という訳で今のAIだったら十分成立しそうな話で、それを60年前にやっているのがトワイライト・ゾーンの素晴しい所です。