イリーナ・メジューエワのショパンのポロネーズ集を聴きました。メジューエワの手持ちでは17枚目のCDです。先日リストの「巡礼の年」のCDを買った時にチェックして、ショパンでこのCDをまだ買っていなかったので購入しました。メジューエワはリスト、メトネル、シューベルト、グリーグその他色々録音していますが、何といっても多いのがショパンで、現代でのショパンの第一人者と思います。ポロネーズは元々がポーランドの舞曲ですが、ショパンのそれは愛国の思いがつまった結構ダイナミックな曲が多いです。メジューエワは繊細さや叙情性だけではなくて、こういう曲での劇的な表現でも卓越した実力を見せてくれます。