スタートレックのファーストシーズンの”What Are Little Girls Made OF?”

スタートレックのファーストシーズンの”What Are Little Girls Made OF?”を観ました。なかなか正統的なマッドサイエンティストもので良かったです。エンタープライズ号の看護師は実は科学者でしたが、ある星で5年前に行方不明になったコービー博士がまだ生きていると信じて、エンタープライズ号に看護師として乗り込んでいました。その星に向かって通信を呼びかけると、驚いたことにコービー博士は地下の洞窟で生きていました。カークと看護師が転送されて、博士に会いに行きますが、博士はなかなか現れず、カークが念のため警備のために転送させた2人のうち1人は洞窟の中の崖から落ちて死に、もう一人も巨人のような風貌の人間に殺されます。実はコービー博士はこの星で、滅んだ先住民が残したアンドロイドの技術を発見し、女性型も含め何人もアンドロイドを作っていました。博士の考え方に危険を感じたカークは抵抗しますが、捕まってしまい、カークとそっくりのアンドロイドを作られてしまいます。博士は人間を全てアンドロイド化すればユートピアになると考えていました。カークは、女性のアンドロイドにキスして愛情の感情を呼び起こさせようとします。(というかこれ007でジェームズ・ボンドが敵に捕まった時の常套パターンですが。)それで色々あって、結局は博士自身も本物は死んでしまって、その知識と精神をアンドロイドに移し替えたものだということが判明し、博士は自分は変っていない、と主張しますが、看護師(クリスチーン)はアンドロイドで人間を置き換えようとする考え方自体が変ってしまった証拠だと言います。カークによって感情を見出された女性アンドロイドが博士ともみあいになって、間違ってフェーザーを撃ってしまい、二人とも消滅します。原子力潜水艦シービュー号でも、ネルソン提督がそっくりのアンドロイドを作られるという話がありました。

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