井山7冠王雑感

今回、井山裕太棋聖は7冠王を達成しましたけど、将棋の羽生さんの7冠王に比べると事情が違います。将棋は日本でほぼ完結していて、日本のタイトルを独占すればそれ以上のものはありません。囲碁もかつては日本が世界No.1でしたが、最近(2000年代になってから)は、国際棋戦では、中国・韓国の後塵を拝し、日本の棋士はほとんど勝つことができません。井山7冠王にしてからが、国際棋戦では勝率5割くらいの成績しか上げていません。つまりは7冠王といっても、所詮は日本でのローカルチャンピオンに過ぎません。賞金獲得額のランキングでいうと、井山7冠王は世界ランキング4位くらいぐらいになるようですが、とてもその地位にふさわしい勝ち方を国際棋戦ではしていません。井山7冠王は今後は世界を目指して欲しいと思います。
一方で、今後誰が井山棋聖の7冠を阻止するかですが、平成四天王みたいな人達より、今の10代、20代の若い棋士に期待したいです。具体的には一力遼七段とか、今回十段を取られてしまいましたが、伊田篤史八段とか。

カルガモ

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私の鳥見は、おそらくカルガモに始まって、カルガモに終わるんじゃないかと思います。そのくらい、よく遭遇するのがカルガモです。多摩川、二ヶ領用水、生田緑地、東京港野鳥公園、谷津干潟、葛西臨海公園などなど、私が鳥見に行く先々にカルガモはいます。
昔は、丸の内で皇居のお堀に春先に引っ越すのが、よくマスコミに取り上げられていましたが、この頃は増えすぎたせいかそうでもないようです。
人間の近くで暮らすのは、人間が保護してくれて、外敵から身を守りやすいからではないかと言われているようです。また純粋なカルガモは少なく、マガモやアイガモなどと交雑しているようです。
この写真は2007年6月2日に谷津干潟の淡水池にてです。子カルガモは、こう見えても泳ぐのがとても素早く、うまく写真に撮るのはなかなか大変でした。
カルガモの見分け方は、クチバシの先端と脚指が黄色いことです。雄も雌も差がほとんどありません。
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白ビール

weissbier01ビールの本家ドイツには色々なビールがありますが、その中で私が好きなのが、この白ビール(Weissbier、またはWeizenbier=小麦ビール)です。

別名にあるように、通常のビールが大麦の麦芽で作られるのが、この白ビールは半分以上小麦の麦芽を混ぜて作ります。上面発酵のエールの一種です。色は薄めの黄金色ですが、酵母とタンパク質のせいで少し濁っています。味はスーパードライ系の味の対極で、まろやかでフルーティーな香りがします。

日本でも、キリンの「まろやか酵母」(現在はもう発売されていません)や銀河高原ビールが白ビールだと思います。

白ビールで乾杯する時は、繊細な泡を壊さないようにするため、ジョッキの底と底を「コチン」とぶつけるのだそうです。

小林信彦の「汚れた土地ー我がぴかれすく」

yogoreta-tochi中原弓彦(小林信彦)の「汚れた土地-我がぴかれすく」を読了。小林信彦として、「虚栄の市」に続く第二作で、同じ年に「冬の神話」も出版されています。電子書籍や文庫本化されていなくて、古書で入手するしかなく、1万円近くしました。この小説は横浜にある、イギリス人が経営する米兵相手の貸家会社が舞台になっています。小林信彦は大学を出た後、叔父が経営する塗料会社のセールスマンとしてまず就職し、その後、日英混血のやはり親類が米兵相手に営んでいた貸家会社・有限会社レオポルド&サンに勤務していますが、その会社がモデルになっています。「我がぴかれすく」とあるように、半自伝的小説で、主人公が悪漢(ピカロ)になろうとしてなりきれない様子を描きます。この主人公の「悪漢ぶり」が卑小で、ある意味とても「痛い」ものです。主人公は元やくざの会社役員や、イギリス人と日本人の混血の社長や他の役員がそれぞれ会社を食い物にするのに翻弄されます。この不動産会社は、実際の会社もこの小説に出てくる会社も、米兵の日本駐留が減ってしまった煽りを受けて、不渡りを出して倒産します。この過程で、実際の小林信彦も社長に暴力を受けたりしたらしいのですが、その経験もこの小説に取り入れられています。全体的には三作目になり、小林信彦らしさ、というのは随所に出てきて面白く一気に読むことができました。これで小林信彦の初期の三作品を全部読むことができて満足です。

世界一まずい飴、サルミアッキ

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FMの番組のCMで、フィンランドの「世界一まずい飴」と言われるサルミアッキを紹介していました。何でも「プラスチックの味」だとか。Amazonで検索してみたら売っていたので、取り寄せて試してみました。結果、薬臭いですが、この程度だったら日頃もっと苦い薬を飲んでいますので平気です。別に悪い味ではないと思います。アニス酒とかの方がよっぽど苦手です。(って調べたら、アニス酒もこれもリコリスが入っているのでした。)

バン

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クイナ科のバンです。同じクイナ科のオオバンはよく見かけますが、バンは警戒心が強いのかあまり見るチャンスがありません。東京港野鳥公園の東淡水池です。クチバシの赤と黄色のため、オオバンより目立ちます。ケンコーのミラーレンズ800mmF8での手持ち撮影です。

梨の花

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今年の梨の花は撮り損ねてしまったので、在庫からです。梨の花は桜に比べ、1週間から10日遅れで満開になります。真っ白な花です。川崎は多摩川梨の産地(長十郎の発祥地)で、家の周りにもいくつか果樹園があります。

一峰大二のキングZ

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(以下の記事は、2007年8月22日に、旧ブログで掲載したものの再掲です。)
一峰大二の幻のプロレス漫画がついに単行本化されました。復刊ではなく、初の単行本化です。掲載誌は小学館の「小学四年生」と「小学五年生」で1970年4月号から、1972年3月号までの連載です。
そもそも一般の漫画誌ではないので、読んでいた人が限定されます。それでも、当時の「小学○年生」での漫画連載は、1年完結が原則だったのを、この漫画だけは小学四年生から小学五年生にわたって2年間連載され、どれだけ人気があったかがわかるかと思います。
(ちなみに私は、自分の学年より1年上の「○年生」を買っていたので、本来の対象の学年ではありません。)

中身は、タイガーマスクの影響がかなり強く、地下組織からやってきた様々な悪役レスラーと主人公が戦う話です。その悪役の多彩さは、タイガーマスクの「覆面チャンピオンリーグ戦」の悪役にもまったくひけをとりません。結末はちょっと「巨人の星」的です。これ以上書くとネタバレになるのでやめておきます。
傑作というほどではなくても、今読んでも十分面白く、小学三年生~四年生だった自分がはまったのは不思議ではありません。

ちなみに主人公の名前はなんと本郷猛!おそらくこちらの方が先だと思いますが、仮面をした主人公ということで仮面ライダーとも共通点があります。

この作品について、1991年頃Niftyの漫画フォーラムで誰か覚えていませんか?と聞いたところ、当時シスオペをされていた漫画家のすがやみつるさんが、わざわざ一峰大二さんに問い合わせて、その存在を確認してくれたことがあります。

ともかく、連載終了から35年も経っていて、再び読むことが出来たのは感激でした。