白井喬二の「日本刀」(序曲)を読了。雑誌「現代」の昭和13年6月号に掲載。これで終わりではなく次回以降も続くのですが、それがどういう内容なのかは不明です。「序曲」の内容は、「日本刀」を書くことを出版社が予告したら、親戚の陸軍中将から電話が掛かって来た、とか、日本刀や普通名詞ではなく固有名詞であるとか、また人に日本刀の役目を聞いたら、外国人は「斬る」しか言わないだろうが日本人は色々なことを答えるだろう、とか正直どうでもいい内容です。まあこの時期は白井喬二もかなり時局に阿るようになった来たので、このエッセイ?もそんな感じで、いくら白井喬二の大ファンの私でも続きを探して買って読みたいとは思いませんでした。
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