三遊亭金馬の「居酒屋、紀州」

jpeg000 138今日の落語はちょっと目先を変えて、三代目三遊亭金馬の「居酒屋、紀州」。「居酒屋」は三代目三遊亭金馬の当たり芸です。酔っ払いが居酒屋に入って、そこの小僧をからかう噺ですが、小僧がお品書きを語るのが、独特の金馬節で聴かせます。
「紀州」は七代将軍家継が夭折して、その後の将軍を尾州と紀州が争う噺で、聞き違いがテーマになった短い噺です。
三代目三遊亭金馬は久保田万太郎やその弟子の安藤鶴夫が毛嫌いして過小評価した噺家です。でも実際に聴いてみたら、折り目正しい感じで聞きやすく、いいと思います。

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