スタートレック・TNGの”A Matter of Perspective”を観ました。ライカーとラフォージュがアップガー博士の新しいエンジンのエネルギー源の研究の進捗をチェックに行きますが、ライカーが転送中にその宇宙ステーションが爆発します。そして連邦からライカーをアップガー博士殺害容疑で逮捕に来ます。ピカードはデータにホロデッキで宇宙ステーションの内部を再現させ、それぞれの証言に基づいて再現劇を演じさせますが、ライカーと博士の婦人との間での出来事について、ライカー、婦人、博士の助手の証言が三様に異なるという「藪の中」状況です。(Wikipediaによると、本当に黒澤明の「羅生門」を参考にしたようです。)その間エンタープライズ号は謎のエネルギーの放射によって攻撃されますが、それは非常に正確な周期に基づいていました。そのエネルギー源が惑星上からであることを突き止めたラフォージュ、データ、ウェスリー達は事件の真相を突き止めます。それは博士は既にエネルギー源の発明を完成させていたけど、欲が出てそれを連邦以外に高値で売ろうとしており、予定より早くやって来たライカーをそのことをかぎつけたのだと思った博士がライカーを殺そうとして、失敗して宇宙ステーションを爆破させてしまった、というものでした。しかしオリジナルシリーズの時は、女性とよろしくやるのは決まってカーク船長でしたが、TNGではライカーがその役を演じます。まあピカードが女性を誘惑するというのは確かに違和感バリバリですが。