ブラームスの1番は、ここで紹介したように、220種類以上持っていますが、割と最近、e-onkyoというハイレゾの配信サイトからダウンロードした、小林研一郎指揮読売日本交響楽団の演奏が、かなりの高水準です。元々コバケンさんは熱く情熱的な指揮ぶりで有名な人だと思いますが、この演奏ではその情熱を過度に前に出さず抑えながら、ぎりぎりのバランスを取った緊張感を保った濃いアンサンブルで演奏が進んでいきます。読売日本交響楽団も本当にうまいです。最近の日本のオケは私の学生時代に比べると本当に水準が高くなりました。録音も素晴らしいです。