古今亭志ん朝の「堀の内、化け物使い」

jpeg000 132今日の落語、志ん朝の「堀の内、化け物使い」です。
「堀の内」はとことんそそっかしい男の噺で、最初から最後までそのそそっかしい行いの様子が通して演じられます。粗忽者の熊五郎が、堀の内のお祖師様にお参りしようとして、あっちへ行ったりこっちへ行ったりし、ようやくたどり着いても、お賽銭を上げようとして財布ごと放り込んでしまいます。家に帰って子供の金坊を湯に連れて行こうとしますが、これがまた大変で…というお噺です。
「化け物使い」は、人使いの荒い旦那がいて、奉公人が次々やってくるが、皆人使いの荒いのに絶えられなくなってお暇をもらって去っていく。一人、木助さんだけが、人使いの荒いのにもよく耐えて、3年勤めたが、この旦那が化け物が出るという噂の屋敷に引っ越すと聞いて、化け物が大の苦手の木助さんもとうとう去って行く。旦那はその家に引っ越して、そこで噂通り化け物が出てくる。でも旦那は出てきた一つ目小僧、大入道、のっぺらぼう、をこれ幸いとばかりに使用人として次々用を言いつけこき使います。しまいには化け物(実は狸が化けたもの)の方が根を上げて「お暇を取らせていただきます」。

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