三遊亭圓生の「山崎屋、盃の殿様」

jpeg000-53本日の落語、三遊亭圓生の「山崎屋、盃の殿様」。
「山崎屋」は吉原遊びが過ぎた若旦那が、番頭が女を囲っているのを知って、それを種に金をせびります。若旦那に痛いところを突かれた番頭は、若旦那となじみの女郎が一緒になれるように策を巡らします。番頭の策で、旦那は吉原の女郎がいい所のお嬢さんだと勘違いし、若旦那と一緒になるのを許します。隠居した旦那が、元女郎の若旦那の奥さんの所にいって、色々会話を交わしますが、その内容が吉原のことに精通していないとおかしさがわかりません。オチもそうで、マクラで説明がないと何のことだかわかりません。
「盃の殿様」は気鬱の病になった殿様の慰みにと、吉原の女郎の浮世絵を見せたら殿様はすっかり気に入って、吉原に通い詰めになります。1年ばかり通いましたが、参勤交代で領地に戻ることになり、涙を飲んで気に入りの女郎とは別れます。領地で宴会をやっていても、思い出すのはその女郎のことで、とうとう家来のうち足が速いのを選んで、盃を託して、わざわざ江戸まで走らせ、返杯を取ってこさせます。女郎は感激してその盃に注がれた酒を飲み干して、その盃をまたその家来が持ち帰ろうとします。ところが、その家来が箱根である大名行列の先を切ってしまい、その大名に捕まります。しかし、訳を話したら、さすがは大名の遊びだと感心され、その殿様がその盃で酒を飲み干します。家来は許されて盃を持って領地に帰りますが、殿様に訳を話したら、もう一杯注いでこい、と言われて、今日までその大名を探し続けている、というオチです。

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